身体の安定からメリハリある走りへ


2023年盛夏

今年は一際暑さが際立つ年となっている気がしますが

酷暑の中で参加者の体調管理を徹底する狙いから

今回は参加定員を絞っての開催となりました。

朝から雲ひとつ無い中で気温も上昇

本部テントの設営時に日陰確保のために追加のテントをご協力頂いて

送風や水分補給の準備など万全の体制で臨みます。

テント内の温度は既に37℃

走行前から危険な暑さです。

 

コース案内後にフリー走行

今回初参加が複数いることに配慮したコース設定としましたが、

コースを覚え切るまでに休みも入れなければならない厳しい暑さ

長い時間の走行は極力避け、適宜休憩をとりながら走りを見つめ直していきます。

 

コースを走行している姿を観る中で

走行中に身体が不安定になることで、頭がブレてしまう場面を観る事があります。

乗れているつもりでも速度や加減速などの動作によらず

安定的に走行(動作)を続けるために

頭の安定が必要で、頭の安定には体幹の安定が必要になってきます。

 

他競技などで身体の動きから動作の癖を指摘され、本人の意図しない動きを指示される場面もあるようです。

バイクの操作も

どのように身体を動かすかが気になるところですが、

安定させるべきポイントを押さえないと

動く事が出来ても継続して、安定して動き続けられない事も考えられます。

継続性がないと連続した動作では破綻を招く恐れもあるでしょう。

 

動きだけでなく、止める、留めることに注目することで

安定に繋げていく事ができます。

個々の身体の動きに合わせた安定箇所、方法を知り、身につけることで

楽にしっかりと動けるようになってきます。

 

 

ブレーキトレーニング

減速時の姿勢がしっかりとできる事で、ブレーキの精度を高めることはもちろん

コーナーリングの姿勢にもフィードバックする事で安定かつ精度の高い走りに

結びつけていく事が出来ます。

スピードとブレーキ強度のバランスを補正しながら精度を上げていきます。

 

 

参加者の目標と振り返り

ブレーキ、アクセルワークなどを意識してメリハリのあるライディングを目標に走行しました。

先導の走行で走りのリズムが判って来ました。

ブレーキングでしっかり減速を行なうことで旋回に繋げていく事がわかりました。

 

 

 

長年バイクに乗っていますが、まだまだバイクに乗り続けたいので、今後起こりうるトラブルを未然防止するために参加しました。

ネットでも沢山の情報が流れていますが、自分の身体の使い方を知る事で画一的な情報に惑わされ無い事が大切だと感じました。

シートの着座位置や目線など、何を意識するかを頭に置くようになりました。

 

 

他のライディングスクールに参加して狭道の走行が上手く行かなかったり、他の人のペースまで上げられないなどがあり参加しました。

乗車姿勢を変えた事で、乗車時の視界が広がりました。乗車姿勢の重要性が認識できました。

全体的に余裕が生まれて曲がりやすくなり、ブレーキの掛け方も参考になりました。

 

 

 

発進、停止時などふらつく事があるので、低速域での取り回しを改善することを目標に走行しました。

久しぶりの参加でしたが、身体の使い方について忘れていた事を思い出し、試したところライディングに変化がありました。

他の身体の使い方についても曲がり方が変化するか取り入れてみたい。

 

 

綺麗に曲がれるようにする事を目標に走行しました。

リアブレーキの使い方を変えた事で、旋回時のブレーキが変わりました。

ブレーキの変化によってコーナーのスピードが遅くなり過ぎているように感じるので、客観的に確認したい。

重量車両を試しに乗るとまだ腕力で操作している感じが確認できたので、基本的な姿勢を次回以降に見直したい。

 

レーシングコース体験走行

今回はコース都合により、最終走行前に実施しました。

少し涼しくなりかけたコース上で風を受けながら走行できました。

 

夕方になり雲が出てきて日差しは和らいだものの、酷暑の中しっかりと走り切る事ができました。

 

胎内市の海岸に沈む夕日は確認できませんでしたが、日暮まで暑さが続きました。

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