求める動きを得る工夫


比較的暖かな日が多く、降雪量も平年より少なめとなった2023年の冬から

いよいよ春を迎え

暖かな日が続いたことで新潟県内でも過去最速で桜の開花が宣言された地域も出てきました。

例年より少し早めのバイクシーズン到来です。

 

3月に入り暖かな日が続いて雪解けも一気に進み

会場のスピードパーク新潟も雪の多かった昨年同時期に有った雪は無く

開催数日前までは20℃に届きそうな日も有ったものの

今回の気温は10℃に届かず、天候も雨

これでも平年並みの気温ではありますが、身体の強張る肌寒さの中での開催となりました。

コンディションの悪さも影響して

今回は最小人数での開催

静かな幕開けとなりましたが、濃い1日を過ごせそうです。

 

昨年最終開催から走り方を変え

変えた走り方を思い出しながら定着へと繋げていく との目標をいただき

車両は昨年とは異なるものの

車両特性や濡れた路面コンディションを考慮して

コースレイアウトにテクニカルな部分を取り入れました。

 

終日雨の予報ながら午前中は雨脚が弱く

走行開始後は路面の所々が乾き始め

雨具を纏ってスタートしたものの

ペースを上げて行くと汗ばみ始め

上着を脱いでリスタート

 

現状のポジションを再認識した上で

先ずは足元から従来とは異なる位置や動きを試していきます。

身体の動きやすさと連動して、車両の動きにどのような変化が出るのか

確認していきます。

 

今回は特に車両前輪の動きについて、注目していることもあり

車両の動きに繋がっている身体の動きを検証し

動きよりも固定に着目

余分な動きを排除できると、動きがどのように変わるのか

確認しながら走行を重ねて行くと

車両の動きがダイレクトに身体へ感じられるようになり

車両の動きも変化してきました。

 

ある程度慣れ親しんだ車両で得た身体の動きに対して

車両が変わった時にどのように修正するか

大きく特性の異なる車両への乗り換え時には戸惑う事も多いものです。

自分の安定したスペースを確保するとともに

安定させるポイントをしっかり認識しておくと

乗り換え時に戸惑いが少なくなってきます。

アクセルやブレーキ、サスペンションの動きなどの車両の特性を素早く把握でき

自分の動きとの車両の動きをスムーズに繋げて行くことが出来ます。

 

 

午前の小雨から一転

午後は少し川状になるほどの雨が降り続きましたが

午前よりもアクセル開度が上がり

排気音が一層響き渡るようになり

悪コンディションにも関わらず一層安定した走りを見ることができました。

 

目標と振り返り

暫く乗っていなかったので感覚を取り戻し、フロントからの旋回を考えながら走行しました。

首位置を定めることで頭の位置が安定し身体の動き方へ繋がり、バイクの動きが分かりやすくなりました。

下半身の使い方も変えたことで身体が動きやすくなりました。

 

 

 

低い気温の中でしたが、開催時間中は風が穏やかで

エンジンにも程よい気候の中で開催することができました。

 

終了後は一変して春の嵐

会場周辺の海は、風も雨も勢いが増してきました。

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