自分の動きやすさでバイクを動かす


11月中旬に入り朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり

山々の紅葉が裾野へと広がり

落ち葉も目立つ時期

例年より開催を増やして開催してきた2022年度も最終開催

11月の2回開催は初で

寒さから参加人数を心配していましたが、

天候不順が多かった今年度の中で一番の人数が集まりました。

 

新しいバイクや

久しぶりの顔が見えたりと

相互の変化も楽しみのひとつ

11月らしからぬ好天も相まって、集合から賑やかな雰囲気で始まりました。

 

今回は排気量125ccから1900cc超まで、タイプはスーパースポーツやクルーザーと車両の振れ幅が大きなことから旋回はゆったりと

コーナー間の繋ぎは車両特性に併せて工夫できるような設定とし

個別の課題に応じて別チャレンジも出来るようにしました。

 

準備のエクササイズでは身体の安定について動作による違いを感じてもらうことで、自分に合った動きを再確認してもらいました。

単純なことですが体感することで、驚きを持って認識してもらうことが出来たようです。

 

今年度最終開催

今までの総まとめや、振り返りとして序盤から一つ一つ動きを確認しながらの走行となったり

最終にして最初の走行を慣らし走行と共に楽しんだり

20℃越え快晴の秋晴れはココロも身体も快適なコンディションです。

 

一人一人の身体の動かしやすさ、安定のさせかたを踏まえて

現状の動きと車両特性も加味して

自分らしい身体の動きと

バイクの操作をどのように作り上げるか

シートに身を預け切ってしまうと「身体のうごき」といった概念すら無くなってしまいがちですが

スポーティーにバイクを操るときはもちろん

普段の運転も本来はある程度の緊張度を保って

緊急回避能力をいつでも発揮できる状態が必要です。

いつでもバイクを操れるように

身体が動ける状態が必要だったり

身体を動かすことでバイクを動かすことを習得していく訳ですが

 

自分らしい動きを自分自身が認識しておくことで

自然に、楽に身体が動くだけでなく

身体と共にバイクの動きが付いてくる事が出来たら

余計な事を考えずに操る事ができるとも言えます。

各々の車両特性や能力の把握も必要ですが、

操るライダーがフラットな状態で車両に向き合う事で

バイクが変わっても、スムーズな運転が可能になるでしょう。

 

 

 

一人一人の身体の動きやバイクの動きを確認しながら、ディスカッションを重ね

それぞれの走りに磨きが掛かってきたところで

サプライズで終盤から前回同様のドローン撮影が実現しました。

目線の高さ以外の角度から走りを確認して、ラインの違いや動きの違いを確認する事ができました。

 

走行終了後、夕暮れが早く薄暗くなりかけたレーシングコースを体験走行

 

 

参加者の目標と振り返り

ブレーキのタイミング、強さ加減などを意識し、シート、ステップなどポジションについて確認しながら走行しました。

自分の安定した軸を意識し、動き出し方を変えたことで身体の動きと共に車両を効率的に動かすことができました。

車両を変えたことで新たな課題があり奥深さを感じました。

 

車両紹介動画リンク

フロントタイヤを効果的に動かす乗り方を目標に走行しました。

頭の位置を変えたりすることでフロントからの旋回感覚がチカラではなく、バイクなりに走らせる事が出来るようになってきました。

走行距離は多く走りましたが、チカラが抜けた分、楽に走れたようです。

 

 

グリップの握りを変えたことで楽に走れているようなので、身体の動きとの連動を確認することや、今年参加した内容を総決算して実践することを目標に走行しました。

軸を意識した身体の動かし方によってバイクの挙動が繋がっていくことを感じました。動作ポイントを積極的に活用することで身体が安定したままバイクの操作へつなげていいく事ができました。

今年度の総決算ができました。

 

過去からの映像を含め変化の様子をまとめました。

 

ブレーキやアクセルのタイミングを色々と試して平均的な速度を上げることを目標に走行しました。

リヤブレーキの使い方を変えたり、乗車位置を変えたり、身体の使い方を変えたりしたことで身体への負担が減り、小回りのイメージになりました。

 

 

 

乗車姿勢を安定させアクセルワークをスムーズにすることを目標に走行しました。

フロントブレーキによる身体への負担が多かったので、リヤブレーキの操作も取り入れたことでアクセルワークが楽になり負担が減りました。

リヤブレーキを上手く使う事が出来るようになってきました。

 

 

 

今年度最終回も笑顔溢れる中で終了する事ができました。

 

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