イメージが導く理想のカタチ


6月に入り梅雨休みの好天が続いていた新潟県内

梅雨らしい曇り空から雨の落ちてくるコンディションの中、第6回を開催しました。

会場のスピードパーク新潟のある胎内市は僅か4日前に震度6強を観測した村上市の隣

まだまだ余震の影響も気になります。

 

今回はリピーター様の参加

強めのブレーキを使うコースレイアウトを設定しました。

 

今回参加者の目標はそれぞれ

・左右で差の少ないライディング

・スムーズにバイクをバンクさせる

 

を上げてもらいました。

 

胎内市は朝から雨の予報が出ていたものの

走行開始の10:00時点では路面は乾いて、時々雨が当たる程度の薄曇り

この時期にしては過ごしやすい気温でスタートです。

 

今回参加のお二人は当ライディングレッスンにも多数参加され、他ライディングスクールにも参加されているのですが

設定されたパイロンコースの走行はいつになく慎重な身体の動きになっており、車両の動きが少なめで、探りながらの走行になっているようです。

出来る限り路面が乾いている状態のうちに、色々な事を試してもらうために

 

現状の身体の使い方についてお尋ねしながら

 

安定した状態に向かうため

それぞれ異なる課題走行に取り組んで頂きました。

慎重な動きの中からの課題走行

最初はぎこちない状態でしたが、走行を重ねて行くと自分自身が今までどのような状態で操作していたのか?が改めて発見出来たようです。

 

課題走行が出来ようになってくると、自分の動きの特徴が明らかになってきます。

そして

理想の動きに近づけるために今までとは異なる動きに変化して来ます。

 

午前中は途中で全て濡れた時間も有りながらも、直ぐに乾いてしまう程度の天候で終了。

 

今回は人数も少ないこともあり、走行の途中にライディングのヒントに繋がるエクササイズを取り入れました。

 

今までは準備運動の代わりレベルのものでしたが、今回からは走行状態の動きをよりイメージしやすくするためのエクササイズ

 

午後の走行も乾いた状態から走行開始

すると

動きに大きな変化が現れて来ました。

 

課題走行とエクササイズの効果なのでしょうか?

あるいは

セカンドシートでブレーキ、バンクなどの動きを確認したことからなのか?

 

身体の動きが変わり、バイクの動きも変化してきました。

 

午後の時間で乾いた状態のまま1時間ほど走行を重ねたあとで

いよいよ雷を伴いながら雨が本降りになって来ました。

 

雨具を着用して雨の走行へ

今までの走行で積み重ねた変化した身体の動きを得たことで

雨を全く気にする事のない

むしろ水溜りでもスタート時以上の動きで、走行出来る状態になっているようです。

 

乾いた状態と濡れた状態

それぞれをしっかりと走れた事で

コンディションの変化は、むしろお得感を感じてもらえたようです。

 

参加者の声

左右で差の少ないライディングを目標に走行しました。

前回参加時に効果の高かった課題走行を更に重ねたことで苦労しなくなりました。

ブレーキの減速タイミングやコーナーリングのスピードについて気づきがあり、ブレーキコントロールのヒントを得られました。

 

 

スムーズにバイクをバンクさせることを目標に走行しました。

今まで手にチカラの入る状態で、身体の内側に余裕が無い状態でしたが、課題走行で徐々に慣らして行くことで余裕が生まれてきました。

エクササイズの動きで走行すると動きがより一層楽になってきました。

 

 

 

 

思うようにバイクが動かないのは理由が有ります。

理由は分かっている としても

どのようにして解決に向かうのか?

悩んでしまうことも多いものです。

そして

走れば走るほどこれらの壁にぶち当たるのではないでしょうか?

 

上手くバイクが動かない時には、

自分の身体を知り

適切な操作を知ると

 

比較的早く壁を超えられるかもしれません。

 

次回は7月6日(土)に開催します。

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