連鎖で変わる身体のうごき


いつも過ごし易い時期の5月

晴れれば絶好のコンディションになる季節なのですが、30℃を超えの気温

真夏のような陽射しの中で第4回の開催となりました。

 

250ccから900ccまで6台の参加者はそれぞれ

・ライディングフォームの安定

・ライディングの基本を身につける

・スムーズでメリハリのある操作

・正しい乗車姿勢を学び、苦手な右カーブを克服する

・ブレーキの正しいポイント、やり方を身につける

・セルフステアを使い切る

を主テーマとしてスタート

 

会場のスピードパーク新潟は比較的風が強く、この時期は心地よい風が吹くものですが、5月にしては異例の暑さで更に風も無風に近く、熱中症に厳重警戒しながらの走行です。

午前中から強い陽射しの中

走行は集中して短めに

適度な休憩を交えて、他の人の走りを観察したり

自身の振り返りを進めてもらいます。

 

自分が良かった状態より、現状が少し良くない走り方となっている場合

自分の認識と外から見た自分の印象(映像など)にズレがある場合が多いようです。

多くは力みであり、オートバイに乗るときには手首、肘や肩にその症状が出る事が多いものです。

どんな姿勢、操作で乗っているかを確認しながら、午前中は複数回参加の方のテーマを中心に走行状態の確認を進めていきます。

 

午後からは目標位置で停止するブレーキ練習を交え

コーナーの走り方に加えブレーキをかけた時の姿勢、状態を修正

 

新規の方の姿勢を確認しながら、その人、車両に合わせた乗車位置、身体の状態をお伝えし

二人乗りで減速、旋回、加速など

一連の流れを走行ライン含めて体験してもらい

走りのイメージを作り上げて行きます。

 

暑さもあり

いつも以上に体力を奪われるコンディションではありましたが

お一人お一人が目標を達成したり、近く事ができたようです。

 

参加者の声

上体や腕などフォームの安定を目標に走行しました。

課題走行をキッカケに右コーナーの身体の使い方が代わり、走り方の良いタイミングを得る事が出来ました。

連動して今まで予想していなかったところまで良い変化を得る事ができ、終始リラックスして乗る事が出来ました。

 

 

ライディングの基本を身につけることを目標に走行しました。

自分の身体の特性を知る事が出来たことから、自分に合ったハンドルの握り方を工夫したところ、操作し易くなりました。

ブレーキ練習で姿勢が安定してきました。

 

 

 

今まで参加して来て得た事を元にスムーズかつメリハリのはる操作を目標に設定しました。

下半身の動きなど意図的に実施する事ができ、目線の送り方が変わった事で旋回のし易さに違いが出来ました。

走行ラインに余裕が生まれて走りの良いリズムが出てきました。

 

 

免許取得後間も無いので、正しい乗車姿勢を学んび、苦手な右カーブを克服する事を目標に設定しました。

普段から乗っていると手に力が入っている事が多いが、自分の身体の特性を知り、自然な動きができるようになってきました。

ハンドルの切り方や自分の乗車位置が見つかったことで、ブレーキ、コーナーリングに余裕が出来ました。

1日で自分で実感できるほど上達したと思う。

 

ブレーキの正しいポイント、やり方を身につけることを目標に走りました。

前回以上にフロントブレーキの使い方が良くなったことで、コーナー進入時のブレーキが変わり、コーナーに進入し易くなったと実感出来ました。

後半からタイトなターンが苦にならなくなってきました。

 

 

バイクの自然な動きを妨げないようにバイクに任せて、セルフステアを使い切ることを目標に走行しました。

身体の軸、セルフステアを意識して走行してたことで、次第に使う事ができるようになり、コーナーを素早く曲がる事が出来ました。

切り返しの速さやコーナーリングスピードのアップが今後の目標になりました。

 

走りを確認する立場から

最初はちょっとしたキッカケでも

連鎖的に大きな変化に繋がることは時々ありますが

今回も細かな修正ポイントの生み出す効果について

認識を新たにする事が出来ました。

 

 

バイクの走り方に戸惑いが有ったり

走り方をもう少し変化させたかったり

一度自分の身体と車両に合わせてみると

今までとは違った世界が見えてくることあります。

次回は年間予定の6月前半開催を休止して6月22日(土)に第6回目として開催致します。

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