身体が楽に動けばバイクも動く


清々しい青空

梅雨明けを思わせるほど青々とした絶好のコンディション

ワンナップライディング2019年第7回は初夏の日差しを受けながらの開催になりました。

今回参加の皆さんが立てた目標は

直線・カーブのメリハリをつくり、終日リラックスした走行

ブレーキやリーン、アクセルのメリハリや、目線を意識して下半身の操作とライン取りのリズムを得る

カーブ内側の肘に感じる力みを解消して、自然なリーンでの走行

右コーナーやタイトなカーブの克服、アクセルコントロールの上達

などが上がりました。

今回の参加者は今年度の中でも複数回参加しており、苦手の克服のみならず走りの質を上げるような目標設定にもなっています。

 

今回設定のコースはやや難易度を上げた設定

ブレーキングやリーンタイミングにシビアさを求められる配置としましたが、難しさ、厳しさの訴えが開始早々から聞こえてきました。

パイロン間隔が狭かったり、連続していたり

このような設定のコースではより一層丁寧な操作が、コースを確実に走行する条件の一つになってきます。

カーブによって走り方を変化させる工夫があると、走りに幅を持たせることも出来るでしょう。

何にしても自分の身体の動きを知り、バイクの動きに繋げて行くことで、コースに対して柔軟な走行に繋がって行きます。

 

コース攻略へのヒントとして2人乗りでリヤシート視点でコースを体験してもらいました。

前後ブレーキによるラインの変化、どの位置でどのように向きを変えると良さそうか?

それぞれの状態、課題によって走り方のバリエーションは変わりますが

2人乗り体験で走行ライン、ブレーキの研究をしてもらいました。

 

午後からは課題走行や2人乗りで感じた体験から得たヒントを元に走り方が徐々に変化

ライディングフォームの変化

走行ラインの変化

アクセルオンの時間変化 等々

夕方には全く別人のように変化を遂げた参加者も

 

走り始めは今までの参加で培われた自信が崩壊してしまった場面も

夕方にはしっかりとレベルアップした自分に自信を深めてもらえたようです。

 

参加者の声

直線・カーブのメリハリをつくり、終日リラックスした走行を目標に走行しました。

体幹の使い方を工夫したことでフォームが安定して、肘の動きが落ち着いてきました。

結果として直線とカーブのメリハリが出てリラックスした走行ができました。

 

ブレーキやリーン、アクセルのメリハリや、目線を意識して下半身の操作とライン取りのリズムを得る事を目標に走行しました。

前半自分の走りが出来なかったものの、後半は徐々に自分の走りが出来るようになりました。

終盤はペースを落としフロントブレーキをしっかり使ったところで小回りが上手く行くようになりました。

 

カーブ内側の肘に感じる力みを解消して、自然なリーンでの走行する事を目標に走行しました。

手先、肘の意識を変化させた事で上体が安定してきました。上体の安定から肘の力みは問題とならず、リラックスして乗ることが出来ました。

2人乗りから走行ラインの見直しをしたことで、ブレーキングのポイントやバンクさせるポイントが変わり走りやすくなりました。

 

現状では時々肘がつっぱるイメージがあり、右コーナーやタイトなカーブに苦手意識があるのでこれを克服、アクセルコントロールの上達を目標にしました。

座る位置の見直しからバイクのコントロール状態がかなり良くなり、姿勢が安定してきました。

自分に合ったグリップの握り方に変更したろころ、劇的にアクセルのコントロールが変わりました。

バイクに乗るための技術はライディングスクールはもちろん、雑誌、Webでも多数紹介されていますが

伝える側によって違いがあるのはもちろん

受け取る側にも違いはあることでしょう。

ちょっとした意識の向け方だけでも違いが出てくることがあり、

これらを積み重ねていくと

大きな違いとなって動きが変化していきます。

 

当レッスンは初回で大きな変化を遂げる方が多くいますが、

長年乗り慣れている方にとっては繰り返し積み重ねて行くことで

今までの常識を壊し変化に繋げていくことが出来るようです。

一人一人の特性を踏まえて走り方を引き出すレッスン

上手くいく方法が必ずあります。

 

 

夕方遅くなっても明るい7月の夕方

日本海に沈む夕日は見えなくなっても明るく空を照らします

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