バイクが曲がる醍醐味


11月に入り朝晩の冷え込みで各地で紅葉も進み

日が出ている時間も短くなり

バイクでの動きも短い距離へと

意識が向き始める時期ですが

 

今回は前日までの雨、曇り空から秋晴れに恵まれ

陽が差してくると暑さを感じる気温

参加者の事前申告や状況も踏まえ

今回はコーナーの数を少し増やし

しっかりブレーキを掛けて旋回へ繋げていくことや

連続コーナーでの繋がりを考えていくコース設定としました。

 

更にスペシャル企画としてドローンによる空撮の提案を頂き

実験的に撮影してもらう事となりました。

走り出しの完熟走行からドローンも追尾したり

静止状態から撮影したりと

いつもとは異なる角度から自身の走りを見ることで

気づきや再確認ができそうです。

久しぶりの走行で走り方を忘れていたり

他車両の特性を試したりと

状況は異なりながらも

走行を重ねながら

ヒントとなる動きを提案していく中で

思い出したり、新たな気付きが出てきました。

 

敷地内でのコースではスピードの緩急が少なくなりがちで

しっかりとブレーキを使っての旋回や

前後サスペンションの動きに対して、意識が少なくなったり

することが多くなります。

また排気量が小さかったり、軽量の車両でも

同じような感じ方になる場合もあります。

 

バイクの動きを引き出すことができれば

バイクが勝手に曲がってくれるのですが、

操るライダーが更にバイクの運動性能を活かす乗り方が出来たら

ライダーがしっかり主導権を持ちながら

バイクと共に走り、曲がり、止まることができます。

 

そのためには

バイクの特性を理解したり

ライダー自身の動きを理解して

最適な動きを研究していくことで

安心、安全で

かつ楽しさを感じながら走行することができます。

午前は設置したパイロンが一部動くほどの強風が

設営テントの破損を招いたり

ドローンの飛行にもバッテリー消耗の影響で長時間は飛べないなど

一部の不都合はありましたが、

午後からは風も収まり

課題や体験を通して走りを進化させることができたようです。

 

走行終了後のレーシングコース体験走行

 

参加者の課題と振り返り

他車両からの動きを参考に前輪の動きを意識した乗り方を試すことを目標に走行しました。

前輪を意識した走りで大排気量もしっかりと乗れるようになってきました。

直線での連続旋回にはまだ動き方がしっくりきていないところが有りますが、動きの無駄があることに気付くことが出来ました。

 

 

しばらくバイクに乗っていなかったので、過去参加した時の復習とともに、前ブレーキ、タイヤを使って走ることを目標に走行しました。

最初は課題に向かうことも出来ないくらい身体が動かなかったですが、体幹の動きに対する提案や、二人乗り後方シートの体験で動きを思い出すことできました。

ライディングフォームについては今後も試行錯誤していきます。

 

 

 

海沿いのスピードパーク新潟も少しずつ周辺の紅色が目立ってきました。

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