身体の動きを末端から全身へ繋げる


2024年度も11月となり最終の開催となりました。

例年通り11月1週の最終回ですが、

早朝こそ道路の温度表示は5℃の表示もみえたものの

今回は例年になく気温が暖かく

スタート時はすでに20℃に達し

全員で軸を整えるエクササイズの後

ベストコンディションと言える状態で走行スタート

 

 

 

コース案内後

フリーで走行を進めようとした矢先に

1名が転倒、負傷により早々に離脱することになってしまいました。

 

仕切り直して午前中は各自の課題と共に

一部参加者に身体の動きを導く目的で右手に一工夫

身体への影響、ライディングへの効果を確認してもらいます。

 

 

 

 

 

昼休みに一工夫に対してシェアしてもらい、

好意的な意見が出てきた事もあり

希望者に展開していきます。

午後からはタンデム走行を体験してもらい

各自のライディングへの参考に

 

当レッスンで再三取り上げている身体の軸メイク

安定した状態で動作に繋げていくために

体幹の安定から

手や足の操作、動作に繋げて行きます。

体幹を安定させるために足や手の連動も必要で

人によって異なる動きと固定を

どのように導いていくか?

今回はこれらの一助になるものとして

右手から身体全体への効果を見込んで進めてみました。

 

手や身体のシンプルで的確な動作によって

疲れにくく、安定した操作に繋がり

正確なライディングが安心へと繋がっていくことになります。

 

 

 

 

 

 

 

参加者の目標と振り返り

アクセルワークがスムーズに出来ることを目標に走行しました。

直線でのパイロンでのアクセルワークが上手く出来た事が増えました。

途中で施したで右手への一工夫で身体の動きやすさが変わりました。

 

 

肘の位置を変えるためにシートやステップへの身体の置き方を見直すことを目標に走行しました。

前輪のサイドが摩耗していて、滑りが気になっていましたが、身体の動きが導かれた事でシートポジションの違和感に気づくことができました。

足も無駄な動きに気づけて、動きが落ち着きました。

 

フロントブレーキを使って向きを変える動きを考えることを目標に走行しました。

フロントブレーキを掛けるときにハンドルを押さえていることに気づく事が出来ました。

ハンドルに力が入らないように意識して、左手指の不要な置き方が解消できました。今後さらに左手の持ち方も工夫してみたい。

 

 

的確なブレーキ操作でアクセルを開けていくことを目標に走行しました。

ブレーキレバーの操作を変えたことで握り方が変わり、ブレーキの時間が短くなり走りにメリハリが出てきました。

 

 

 

細かな設定でもフロントブレーキを使いスムーズに曲がることを目標に走行しました。

中々ギクシャクした感じが直らなかったのですが、タンデム走行後にアクセルを開けるポイントやブレーキを掛けるポイント、アクセルワーク等を意識したところ少しづつ出来るようになってきました。

 

 

綺麗なUターンが出来るようになることを目標に参加しました。

姿勢を変えたことで手に入っていた力が入りにくくなり、ハンドル操作が楽に出来るようになってきました。アクセルとブレーキを積極的に使う事も意識出来るようになってきました。

 

 

 

 

最後にレーシングコースの体験走行

大きなカーブ、広く幅が定まったコース

パイロンで作られたコースとは異なりますが、1日で習得したことを最終確認していきます。

トラブル、ハプニングも有りましたが、秋晴れの1日を実りあるものに出来たようです。

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