身体の動きと操作の精度を上げていく


2024年度胎内市スピードパーク新潟の開催は2ヶ月ぶり

前回9月開催分がゲリラ豪雨による悪天候のため中止となり

上越地区での開催2回を挟んでの開催となりました。

前日の上越と同じ清々しい秋晴れとなり

平年を超える気温

10月にも関わらず暑さ対策を施し

エクササイズの後コースへ

 

 

今回は複数回参加者のみとなったこともありコーナー数を増やしシビアな部分も設定

ブレーキやライン取り、切り返しなど

様々な状況に対しての対応力が求められるレイアウトになりました。

自動車学校のように仕切りがありながらも一般道に近いコースから

先に曲がり込んだり、小さく切り返したりを織り交ぜました。

 

午前から積極的に走行とディスカッションを重ね

タンデムシートによるブレーキやアクセルのタイミング

走行ラインなどの確認も順次行い

車両による違いも考慮して

個々の最適を目指すだけでなく

様々な走りのバリエーションを作っていくことも

レベルを上げるだけでなく走りの幅が広がっていきます。

 

 

昼休み時間を利用して制動やコーナー進入の動きを身体特性ごとに紹介

同じように見えても動きを抑制するポイント、積極的に動くポイントが異なること

伸びていく動作と縮んでいく動作等を再確認していきます。

走りの精度が上がってくると

バイクを動かす要となるアクセルとブレーキを両方操作する

右手の動きがより気になってきます。

左手も含め握りすぎてしまうときは

ハンドルにしがみついている状態で有る事が多く

しがみつきはしっかりとした身体の軸によって軽減できます。

 

より繊細な操作を行うにはグリップの握りと

ブレーキレバーの操作方法への工夫が必要となるでしょう。

グリップの握りひとつで身体の使い方へ影響もあります。

レバーの準備や操作においても検証していくと

スムーズに動かせたり、妨げる要素になっていたりすることもあり得ます。

慣れで済ませることなく、様々な工夫を重ねて

自分に合った操作を探し出すと

一気に動きが変わるかもしれません。

当レッスンで実施している身体特性の確認と最適な動きの提言は

自分に合った操作が少しでも早く見つかる助けになると考えています。

 

 

参加者の目標と振り返り

走行ラインや速度を小排気量車両の最適な状態にすることを目標に走行しました。

シートのポジションをしっかりしないと1速、2速ギヤを交互に走った時に不安定になる事が分かりました。

骨盤の動きを意識したところブレーキレバーの操作が変わってきました。

 

 

自分の身体に合わせた身体の使い方を意識して走行しました。

アクセルワークについて新たな課題を認識できたので、引き続き取り組んで行きたい。

 

 

 

 

ブレーキの操作がより上手く出来ることを目標に、ブレーキレバーの離し方などの課題に取り組みました。

腕の使い方によって身体の支え方が変わるので、使い方を工夫して身体を安定させることで少し強くブレーキを掛けられるようになってきました。

身体の安定は足への荷重についても意識してくことを認識しました。

 

 

自分の気付けない走行を目指して、難しい課題を作ることを目標に走行しました。

走行のラインや加速出来る時間など、バイクの状態について認識はしていたものの、課題として再認識する機会になりました。

 

 

 

ハンドルの動きを妨げない走りを目標に走行しました。

進入の速度、倒し込みのタイミング、骨盤などを意識して走行したところ、ハンドルの動きについては出来てきたのですが、サスペンションの動きが気になり始めました。

次回以降サスペンションの動きも含め引き続き他項目も意識して走行したい。

 

 

 

少しだけ色が変わり始めた木々の元、10月とは思えない暖かな中で楽しい1日となりました。

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