冬季のオフシーズンを経て、暖かな日差しも増え
愛車で外に出かけてみたくなるようなコンディションが多くなってくる3月
例年よりも暖冬、小雪で2月でも時折バイクを見かける日もありましたが
3月は週末を中心に比較的寒い日も多く、遠出には躊躇してしまうようです。
そんな中、毎年初回を迎える前に準備を整える回としてプレ開催を実施しました。
直近では低めに推移していた気温は寒気も抜け、朝から14℃を記録
真っ青な空の下、やや風も吹く中で走行中は軽く汗ばむ程度となり、最適なコンディションとなりました。
期間の差はありながらも一定期間乗っていなかったこともあり
走り出し序盤はマイペースで着実に走り出しながらも
感覚が先行して身体の反応が違ってしまう場面が見られます。
車両の動きが思い通りにならず、ラインが定まらなかったり、身体が必要以上に疲れてしまうシーンも見られました。
シーズンインは人も車両もお休み状態からスタートする事もあり
身体と車両の両方の調子を少しずつ確認しながら探っていく必要がありそうです。
昼休みに身体のコンディションを整える簡単な処置を施しました。
身体が持っている本来の動きがしっかりと発揮できるようになると
自然に身体が反応することができ、楽に動けるようになってきます。
午後からは身体の動きの変化を確認しながら走行再開
感覚が昨シーズン並みに近づいてきたところで、今回は持ち込みでKOODシャフトの比較を行いました。
フロントのみの交換ですが、ノーマル状態を乗った後に交換して変化を確認
交換後コメント
急制動を行なった際の安定が良くなりました。
ABSが効くレベルまだ簡単に掛けられるようになり、以前の弱々しい感じが無くなりました。
コーナリングについても交換前より曲がりやすくなりました。
狙った走行ラインへの向かい方も補正してくれているような気がします。
フロント周りの剛性感も感じられましたが、以前デモで走行した時に比べるとインパクトは少なく感じました。
曲がりやすくなったような気がします。
車両の乗り換え等々、お互いに様々体験した後はブレーキトレーニング
しっかりとしたブレーキングで完全停止することでブレーキ姿勢を改めて再確認します。
参加者の目標と振り返り
約半年ぶりに乗るので感覚を取り戻したり、新しいブーツの感覚に慣れることを目標に走行しました。
まだブーツの感覚に馴染みきれず足の置き方がしっくりきていないが
頭のブレを意識したところ走り始めより良い感じになってきました。
よりメリハリを意識した乗り方を目指したい。
進行方向への向き方が遅くなっているようなので、コーナーの先に向かって身体を積極的に向けていくことを目標に走行しました。
強いブレーキを掛けると前下がりになるイメージがあり、コーナーの進入が弱くなり恐怖を感じていましたが
車体の姿勢に対するイメージ作りを行うことで動きが変わり、姿勢の安定につながることが分かりました。
今後はサスペンションのセッティングを見直して走行したい。
夕方は隣のレーシングコースを体験走行
1日行なってきたことを総合的に確認していきます。
寒暖差の激しい3月ですが暖かな日差しに恵まれ、充実した1日になりました。
胎内市はまだまだ風が強く肌寒い夕暮れです