再現性の高い動きとは


季節外れの暖かさが続く10月から11月に入り

2023年度の定期開催も最終回を迎えました。

11月にしては暖かな日が続きながらも今回は雨予報となり

当初参加予定からキャンセルが続き

同一メーカーの同一排気量が3車種、少し寂しい人数での開催となりました。

 

走行前のエクササイズまでは曇りだった空も完熟走行開始と共に雨が降り出し

瞬く間に路面には水たまりが出来るほどの雨量が押し寄せ

一時走行を中断して、雨足が落ち着くのを待ちます。

10分ほどで走行を開始したり、引き続き様子を見たり

各々がコンディションを確認しながら再スタート

 

午前はコースの把握と車両を把握するだけで時間があっという間に過ぎていきます。

 

昼休みを利用して身体の動きについて、紹介と共に動きを比較してみます。

改めて一人一人の動きが異なる事、それに応じて操作方法も工夫していくと

今までより楽に操作ができるようになる事を実感してもらいます。

 

午後から雨は小康状態となり

今回は走行中の様子を前走車からのアングルで確認していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走行ラインと共に細かな操作、頭や体幹の位置など、点から線の流れで捉える事ができそうです。

 

当レッスンでは走行前後で現状と振り返りを棚卸ししてもらっています。

普段の市街地走行では何も考えずに走行してしまいがちですが、

ライディングレッスンのように集中して走行を行う際には

何か1つでも気に留めながら走行すると

走る事の楽しみが増えてくる事でしょう。

 

普段当たり前に行なっている事より、更に良くなる要素はないか?

以前良かった事で忘れている事は無いか?

頭では忘れていても、身体が自然に動くようにするために

頭も身体も反復が必要なこともあるでしょう。

一般的なライディングスクールで画一的に教わるところから一歩進んで

自身の身体にとって自然な動きを引き出す事で、

バイクの運転は一層楽しくなっていきます。

教わるところから、考えて辿り着く景色は

間隔を置いても再現できるように身体に刻み込まれていきます。

 

 

参加者の目標と振り返り

Uターンが出来、安定したコーナーリングが出来るようになることを目標に参加しました。

身体の動きは人それぞれである事を知り、その中で自分の動きを知る事が出来ました。

ライディングポジションの重要性を感じる事ができました。ステップへの足の置き方を変えただけで安定する事ができました。

バイクの楽しさを感じる事が出来ました。

 

 

肘や顎の位置などライディングフォームの改善を目標に走行しました。

改善は出来ていないが、前後の荷重変化や肘位置の考え方などを工夫して走行する事が出来ました。

 

 

 

 

旋回、制動、加速などの基本的な操作が出来るようにライディングのポジションなどを変えたりしながら変化を確認する事を目標に走行しました。

ポジションによってバイクの操作が大きく変化する事を改めて実感できました。

着座位置の重要性と共に自分に合った身体の使い方によって、当初の課題も午後からスムーズに操作できるようになりました。

バイクに乗る事が以前にも増して楽しくなりました。

 

走行最後の締めくくりはレーシングコース体験走行

1日の変化を存分に感じられる瞬間となる人も多いようです

 

 

 

 

 

360°映像 映像上をスワイプ又はスマホを持って上下左右に動かしてみてください

 

今年度最後は終日ウエットコンディションとなってしまいましたが、

いつも雨の日は得られるものが多く、寒さも忘れて走りを楽しんでもらえたようです。

 

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