走りの幅を広げるブレーキ操作


上越開催を挟んで1ヶ月ぶりのスピードパーク新潟開催

暑すぎた夏の後、ようやく過ごしやすい時期に入る間もなく

あっという間に寒さも感じるような季節へと変化してるようです。

会場に向かう途中のバイパスで確認した気温は9℃

秋らしく柔らかな日差しですが

日中は天候が良くなると寒暖の差は大きくなりそうです。

 

コース設営後

参加する皆さんを迎える頃には急激に気温も上がり

暑さを感じるコンディションでスタート

 

 

 

 

 

 

今回はコーナーの立ち上がりを考えたコーナーワークとフロントブレーキの使い方を考えたコースレイアウトとし

連続したコーナーでも様々なラインを通ったり

フロントブレーキを中心にリアブレーキとの関係を試してもらいます。

 

コースレイアウト上、急減速を強いるコーナーは沢山作れないため

小さく僅かな減速でクリア出来てしまうコーナーが主体となることから

リアブレーキ主体となってしまう事も多いのですが

車両にも依存しますがフロント、リアそれぞれのブレーキが

どのような能力を持っていて、どのように制御出来るのか

どのように連動させるとそれぞれのコーナーに対して有効なのか

色々と試してみると

人車がよりダイナミックな動きになってくるでしょう。

 

加減速が大きくなると車両をコントロールするライダーの動きも

より適切かつ正確な動きが要求されるようになってきます。

これらの動きの元となるのは身体の安定になりますが

回を重ねている参加者は確実に身体の安定度が増し

操作の安定、正確性に繋がっていると再認識しました。

 

 

参加者の目標と振り返り

アクセルワークやブレーキなどをスムーズに行う事を目標に走行しました。

スロットルの握り方の意識を変えたことでアクセル操作が変わりました。

タンデムした時に安定した姿勢を維持する事が出来るようになりました。

 

 

 

力みのないライディングフォームを目標に走行しました。

下半身の使い方を変えたことで上体が安定するようになりました。

上体が安定したことでハンドルから力を抜くことができ、アクセル操作が丁寧に出来るようになってきました。

 

 

 

軸を意識した乗車姿勢を目標に走行しました。

ハンドル位置を変えたりシートの重心位置を変えたりして、疲れも出にくい走行ができました。

但し一定の重心位置への意識をしつつ、上体が脱力できるようにする事が次回以降の目標になりました。

 

 

 

レーシングコースの体験走行

パイロンコースで人車一体となった走りに磨きが掛かり

レーシングコース内でも活き活きとした操作が出来るようになってきます。

 

 

 

 

 

 

穏やかなコンディションの中

各自の車両を入れ替わりながら試乗するなど

乗り方と共に車両への理解も深める時間となったようです。

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