身体も心も楽にして安定安心へ


例年以上に長く扱った夏が過ぎ

例年であれば台風の時期も過ぎ気温も適度な10月上旬ですが

ワンナップライディングを更に多くの方に体験して頂くために

上越地区で初開催を実現することとなりました。

 

上越地域の高い山々は早くも冠雪が見られ

暑かった夏から、一気に冬の訪れを感じます。

会場として場所を提供していただいた「みどり自動車学校」は上越ICから近く

周りは民家、店舗など街の真ん中

過去は制限を設けていない「音量対策」としてノーマルマフラー車両限定での実施としました。

 

朝は気温10℃まで下がり、前日の雨による影響が残っていたものの

日が上り始めると気温も適度に上がり、路面も完全に乾き

良好なコンディションでスタート

全員でブリーフィングを行い、走行ルールを確認した後

身体のコンディショニングとしてエクササイズを行い

完熟走行からスタート

免許取得後数ヶ月から40年のベテランまで

経験の差が多いこともあり

きついカーブは控えめに

一方で直線は短めに設定して音量にも配慮を行いました。

初参加者を中心に午前中は苦戦する場面が見られましたが

現状の走行技術を見定める上で、敢えて余計な声がけは行わず

走行を続けてもらいます。

 

お昼休み終了前に初参加者に対し骨格タイプの確認

自らの動きを改めて認識すると共に

一人一人の動きに違いがあること、

自分に合った動きについて知ってもらい

車両に対してどのように動き活かすのか

ベースとなる安定ポイントから進めていきます。

 

安定を得られ始めると動き方が変わり

車両の動きもどんどん変わっていきます。

そして運転するライダーも

心身ともに余裕が出来ることから

走り続ける体力を持続できたり

「走りたい」メンタリティに繋がります。

後半の走行は一人一人が大きな変化を遂げ

非常に見応えのある姿を見ることができました。

心理面として「恐怖心」や

身体面として「動きが制限される」など

自分で制限を掛けてしまい、運転動作に支障が出ている場面があります。

これらを乗り越えるために

ひたすら練習時間を消費するよりも

自らの制限に気づくだけで、短時間かつ効果的に乗り越えられます。

身体面から制限を解放すると

身体と共に心も楽になる。

身体の安定が心の安心に繋がる事を

今回は改めて再確認することができました。

 

参加者の目標と振り返り

アクセルやブレーキの操作を適正にして、小回りが出来、スムーズな走りを目標に走行しました。

運転姿勢やブレーキの使い方など前回参加した時の事を思い出す事が出来ました。

 

 

 

 

右折の時などバイクの恐怖心を少しでも無くす事を目標に参加しました。

乗車姿勢を変えたところ、かなり変化がありました。

クラッチの操作を変えたり、他の人の走行ラインを参考にしたりして怖さから楽しいと思えるようになりました。

 

 

 

小回りやUターン、右折などが不安で恐怖心があるのでリラックスして乗る事を目標に参加しました。

乗車姿勢を変え身体が安定した事で操作に余裕が出来て恐怖心が少なくなりました。

 

 

 

 

力まずに旋回できるようなライディングフォームを目標にして走行しました。

頭の角度を変えた事で身体が安定するようになってきました。

 

 

 

 

状況によらす前輪をコントロール出来るようになる事を目標に走行しました。

手の使い方を変えたところ、ブレーキを使わない場面でもハンドル操作が楽になりました。

 

 

 

 

Uターンや小回り時の車両の取り回しについてレベルアップすることを目標に参加しました。

身体の使い方を変えた事で腕が楽になり、動きが変わったことでハンドル操作が楽になりました。

 

 

 

ベストコンディションも相まって

最後まで活き活きと走行が続いたり

休みを交えながら確実に充実した時間を感じる姿など

多くの笑顔を見ることができました。

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