7月上旬の新潟は梅雨の真っ只中
開催前は数日に渡り降雨、時として豪雨となるなど
天候を心配していましたが、
幸いなことに雨予報の間に挟まれた晴れ間に当たり、
雨の心配は全く無い状態での開催
しかし
数日の豪雨で流れ込んだ砂、土が路面の至る所に溜まり
過去にないレベルでコース清掃を行い、皆さんをお迎えしました。
今回は参加者目標を考慮して走行ラインの繋がり、バンクさせるタイミングなどを考え
強めのブレーキからの旋回箇所も配置
コースなりに走ることは出来るものの、
ブレーキ、アクセルのメリハリがないと、車両が上手く動かない一面も兼ね備えます。
外周でタイヤを温め案内後、自分のペースでコース走行
梅雨時期の晴れだけに湿度が高く、蒸し暑さを感じながらも
こまめに休憩をとりながら、走りを少しずつ修正、調整していきます。
コースを「曲がりきれないこと」
は車両や個人の状態に応じてあり得ることとして、いつも設定しています。
ゆるいカーブは曲がれて
きついカーブは曲がれない
と一概に言えないのは「前後のカーブ」も影響するのが一因
走行ラインはもちろん、操作、身体の動かし方などを修正することによって
「曲がれない」が「曲がれる」になり、より安全に、安心してできるようになることを目指します。
これが実現出来ると、求め方によっては「速さ」も備わってくることになります。
複合的に修正や精度を高めることが必要であり、1つを修正すると連動して変化が訪れてきます。
ライディングスクールのような場所で色々な修正のトライ&エラーを試み、行う事が
スキルアップへと繋がっていきます。
当レッスンでは何を得たいかを明確にして、それらを共有していますが、
頭で理解して身体でも実践していく事で、
使える技術へと繋げています。
今回も前回に引き続きKOODアクスルシャフトを体験してもらいました。
取付車両 HONDA CB1300SF/SB (SC54)
取付品 KOODクロモリアクスルシャフト フロント用 H-F-001
今回はお二人からコメントをいただきました。
・とにかくスムーズで前に転がっていく感じで滑らかに動きます。ブレーキは安心して掛けられる感じです。
・チカラが何処かに逃げてる感が無くなりました。剛性が良くなった事で、曲がろうとしているチカラがそのままダイレクトに伝わってるように感じます。サスペンションの動きが滑らかでカクンカクンとする動きが無くなりました。曲がっていく感が凄く印象強く感じられました。立ち上がりでフロントがブレるような感じが無くなりました。剛性の違いでガタガタ動いていたのが、カチカチと拾っている感じです。
ご要望に応じて適宜体験会も準備していきます。
後半も身体の動きを確認したり、タンデム走行でブレーキ、アクセルのタイミング、走行ラインなどを体験してもらったり
それぞれの走りも参考にすることで、相互に充実したレッスンとなったようです。
参加者の目標と振り返り
下半身を安定させる事で上半身の力を抜いてスムーズに走行することを目標に走行しました。
序盤はハンドルに力が入ってしましましたが、操作を省く事でハンドルから力が抜けるようになってきました。
タンデム走行でライン取りやブレーキ、アクセルタイミングについて確認できたので、後半はラインを中心に走行しました。細かなコーナーではアクセルワークが出来ないと通過が困難でしたが、アクセルオン・オフのタイミングを研究して少し上手く出来るようになりました。
コーナー進入時の速度調整が上手くいかない事が多いので参加しました。
走行ラインの取り方を知り、ラインが最初よりもコンパクトになりました。走行ラインの変化に伴って速度についても変わってきました。
肘の使い方、フロントブレーキの使い方を意識しながら走行しました。
走行前の目標を決めることを再認識しました。身体の使い方として支点を意識することで、スムーズに身体が動くようになりました。
リアブレーキを意識的に使うようにしていますが、使い方を上達させることを目標に走行しました。
最初はブレーキの細かな調整ができませんでしたが、身体が安定する足の置きに位置を少し変えることで強さを調整できるようになりました。
足の位置変更で手の操作位置も変化してきました。
最後はレーシングコースの体験走行
夕方の涼しくなった風を感じる事が出来ました。
梅雨の晴れ間に良好なコンディションでレベルアップに繋がる走行ができたようです。
夏至を過ぎたばかりでまだまだ昼が長い時期
片付け終わって近くの海を眺める時間は同じながら、高い位置から照らす夕陽は1日を長く感じさせてくれます。