心身と車両の一体的安定


春らしい柔らかく暖かな陽射し

 

風に翻弄された前回から

この時期らしい春を存分に感じる中での開催になりました。

 

直前に降っていた雨の影響で桜の花は散り始めたものの

コースサイドの木々には花が

遠くの山には残雪が

眩しい陽射しに

木々の緑と透き通る青空とのコントラストも絶妙

素敵な背景の中で走行中の姿も一段と映えてきます。

 

今回は車種、過去参加歴を考慮して

小旋回、複合、切り返しなどシビアな設定とし

 

車両の動かし方を突き詰め、走行ラインの繋がり/向き方を考えながら走るコースになりました。

 

自分自身の体調はもとより、心理状態も時々で異なるもの

私たちは心身の状態に合わせてバイクに限らず、車の運転や日常生活を送っています。

 

例えば日常的に車の運転をしていると

習慣となる動作、心の状態など条件付けされていると考えられます。

いつもと状態が異なる場合に気付きやすくなることもあれば、

日常的に注意を怠っているいると

いつもと異なる事に注意が向かないこともあり得ます。

 

バイクに乗る上で心理的な不安な状態にあるとき

身体の安定によって

心の状態が落ち着いてくる

心と身体の繋がりで

楽に操作、思考出来るようになってきます。

 

自分の身体と共に

バイクにも

対話していくような接し方で

全てが一体的に繋がっていくのかもしれません。

 

 

参加者の目標と振り返り

過去参加で別車両に慣れた事が更に別の車両に乗り換えた時に恐怖感から苦手意識が出て来たことから、意識を変えることを目標に走行しました。

姿勢を復習して安定するポジション、加減速での身体の使い方、アクセル操作のタイミングなどを取り戻す事で、不安感をかなり減らす事ができました。

 

 

 

アクセル操作、旋回時のバンクのさせ方などを改善して限界を知り、恐怖心を克服することを目標に走行しました。

車両の不具合で思った通りの走行が出来ませんでしたが、車両の状態について気付いたことを対処する事、加減速、旋回時の基本操作、姿勢などの大切さに気付く事が出来ました。

 

 

まだまだ車両の状態や心理的な面など

消化不良だった一面もあるようですが、

バイクで過ごすには絶好のコンディションで1日を過ごす事が出来ました。

 

日が長くなり、近くの浜辺では日本海に沈む夕日を見る事が出来る時期になって来ました。

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