2022年第1回目
前週のプレ開催から短いインターバルでの開催となりましたが、気温が上がり
朝から13℃、時々強い風が吹くものの、バイクに乗るには程よいコンディションです。
朝は薄曇りながら路面はドライコンディション
午後の雨予報を睨みながら走行計画を練り直し
完熟走行、コース走行と進めていくと
早速の転倒
車両の違い、タイヤの違いもありますが、路面温度が上がっていないことも関係していたかもしれません。
雨が降り出すまでにドライコンディションを集中的に走行してもらうため、午前の走行を出来る限り長く取り、
個々の課題は早々に解決出来るように走行を進めていきます。
通常コースに慣れた頃に、より厳しく、コーナーの多いチャレンジコースを案内
果敢に挑戦して行きますが、厳しいターンで転倒が重なってしまいました。
ドライコンディションで出来る限り走行時間を割き、遅い昼休憩
予報より少し遅れて雨が落ちて
後半はウェット路面でリスタート
コンディションが異なることで、午前中に試していた内容を違ったコンディションで試す事が出来る良い機会とも言えます。
路面状況を確かめながら、身体の動きとバイクの動きをコンディションに合わせて行きます。
ラフな操作は禁物のウェットコンディションですが、メリハリを効かせることも重要。
しっかり荷重を伝える乗り方をする事で、ウェット路面で安心して安定した動きを得る事が出来ます。
身体の動きは少なくとも、バイクはしっかりと動かす。
ウェット路面でこの操作を修得することで、一般道での安全マージンは技術的にも心理的にも大幅に増してくる事でしょう。
自分の身体に合った動きを的確に行うことで、どのようなコンディションでも最適な対処能力が身につけられるのではないでしょうか。
参加者の目標と振り返り
今年初乗り、更に今まで持ち込んだ事のない車両なので、基本的な動作を確認しながらバイクに慣れ、車両特性を知る事を目標に走行しました。
雨を想定して選んだ車両が返って仇になってしまったかのように、力ずくでバイクを操作してしまい、転倒の予兆が自分でも分かりました。その後も荷重位置の不具合やブレーキ操作の荒さで転倒してしまいました。
今まで乗っていた車両特性や限界に助けられて乗っていた事に気づく事が出来ました。
次回も同じ車両でバイクのコントロールやバイクからのインフォメーションを感じられるように走り込んでみたいと思います。
ブレーキのコントロールやアクセルをしっかり開けることで、リヤの沈み込みを感じる事を目標に走行しました。
リヤの荷重感覚で良い沈み込みの時、上手く曲がれる感覚がありました。ブレーキやアクセルのタイミングを変え、アクセルが開けられるようになり、リヤの沈み込みを感じられるようになりました。
冬期に身体を痛めた部分があるので、フォームの見直し、バイクの動きを確認しながら無理の無い身体の動きを思い出す事を目標に走行しました。
前半で良い感覚を思い出したところで雨が降り出し、嫌だなと思ったのですが
基本的な動きを大袈裟にするのではなく、小さな動きにする事でコンパクトになり重心が乱れず、結果的に雨の中でも怖く無い走りが出来ました。
基本の動きの中でも必要な部分を凝縮して、要らない部分を削ぎ落とす事で、雨の中でも午前中よりも良い動きで走行する事が出来ました。
先週参加時に思い出した姿勢のポイント、基本的なライディングフォ一ムを意識して、一昨年に修得したレベルの感覚を取り戻す事を目標に走行しました。
身体の軸を意識し続ける事が出来たことで楽に乗れるようになりました。
またフロントブレーキの使い方に関するチャレンジで、操作に関する思い込みが変わりました。
出来ないと思っていた事が出来る事に変わりすごく嬉しかったです。
ブレーキ操作を変えたことでアクセルの握り方が変わり、操作が楽になりバイクが自然に曲がるようになってきました。
軸についても首の位置によって視野が変わり、楽に身体が動くようになりバイクが楽に動くようになりました。
雨が降っても午前中と同じ感覚で乗り続ける事が出来ました。
複数の転倒がありましたが
転倒から得られるフィードバックを大切にして、どうしたら次に活かせるかを考えている姿勢を見る事が出来、皆さんの進化し続ける意気込みを改めて感じる事が出来ました。