自然体の動きで楽しく操作


5月は連休から始まり田植えの時期と共に暖かさを感じられ始める時期ですが

今年は例年になく天気も暖かさも今ひとつ

連休明け開催の第3回も強風と強風によってもたらされた小雨からのスタートとなりました。

終日濡れた路面と強風と悪条件下での走行となる事を想定して小旋回を伴うレイアウトを避け

車体を傾けている時間が長く、ブレーキングの時間やアクセルの開け始めを考えられるレイアウトに設定したものの

 

走行開始前に降った雨は8m程の強風で瞬く間に乾いたコンディションへと回復

コース案内時点では所々濡れている程度

強風だけで路面はほぼ乾いた事もあり、走行が進むと身体も温まりペースも上がっていきます。

 

午前中は胸部から進行方向へと狙いを定める意識について実践を重ねたり

体幹の動き出しを意識した走行などで進み

午後から更に課題走行を進めていきます

今回も手先の操作から身体の動きへと繋げていく事を体感してもらう目的でグローブの貸し出しを行い、比較を行なってもらいました。

参考

当日の映像はこちら

 

意識の変化と共に、操作そのものの変化や体幹へ繋がる動き方の変化によって身体の動きが変わりました。

手先からの小さな変化が全身への大きな変化へと繋がる事を実感してもらえたようです。

 

一方で体幹の動き出しを意識したスタンディング

自身の軸を整えた上で、車体の荷重移動と共に自身の軸をシフトさせると大きな動きの中で安定的に車体との一体感を感じられたようです。

軽量車両やオフロード車など手元のハンドル操作だけでも車体が動き、手軽に乗れてしまいますが、

重量車も含め、安定的に車体へ動きを繋げていくためには身体の中心から動き出し

車体の動きへと導いていく動作が欠かせません。

自分の身体に合わせた動き方で車体を自在に動かしていくために

自身の動きやすさを的確に把握して

自然体の動きを導いていくと

楽に、楽しく運転できるようになってきます。

 

終盤にブレーキトレーニング

ブレーキを制動と共にコーナーリングにも繋げていく課題も実践していきます。

止まるだけのブレーキの操作と共に

次の動作に繋げる操作によって車体の動きも変わっていく事が体感出来ます。

 

 

参加者の目標と振り返り

正確な荷重移動を行うことを目標に走行しました。

腰の入りすぎによって上体が後ろに行きがちで腕で支えてしまいがちでした。

上体の無駄な動きが少なくなって、腕で支えることも無くなってきました。

今後、大型車両にも繋げていきたい。

 

タイヤを潰して走るようにアクセルワークとブレーキを操作することを目標に走行しました。

手先を変えた事でハンドル操作が楽になってきました。

身体の中心を意識した動きで、バイクとの一体感が得られたような気がするので、今後も意識したい。

 

 

締めくくりのレーシングコース体験走行

ブレーキングやコーナーワークを総まとめします

 

心配された天気も影響は強風のみで、最後には穏やかな日差しの中、充実した走行で終える事が出来ました。

当日の映像はこちら

 

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