動かすために動きやすさを考える


初企画となる2日連続開催

梅雨から初夏のタイミングでの開催となりましたが、幸い天候に恵まれ

1日目は最高気温こそ30℃を超えたものの、程よく風も吹く曇り空

中小の旋回と共に速度を乗せた後の完全停止区間を組み入れ、

ベースとなる技術の確認と共に、各自の課題解決に向けて進めます

 

今回はエクササイズ前に

使用するコースを全員が直接歩いて確認

基本的な進入ラインやブレーキ開始ポイント

目標となるパイロンにどのタイミングで寄せていくか

次の目標に向けてどのタイミングでアクセルONとするか

など

連続性のある場面では同じパターンを繰り返すことになっても

カーブの曲がる角度や旋回半径の違いなど

その都度、位置やタイミングを変える必要がある場合

ブレーキ、アクセルの合わせ方によってラインも変わることを

改めて認識していきます。

 

エクササイズ後、完熟走行からコース走行へ

 

午前は現状把握の走行と共に、ワンポイントのお試し課題を提案

自身の認識と外から見た現実との差を確認していきます。

 

より良い身体の動きを得るために

ライディング中の動作、操作はどのように行われたら良いのか?

細かなポイントは山のように有るでしょう

人によって、車両によっても差が出ることも有るでしょう

大前提として身体の安定をいつもお伝えしていますが

様々な動きをするための準備として

どのように構えるか を意識しておくと

順応しやすいと考えられます。

そのためには自分に合った空間を確保しておくこと

ちょっとした空間の違いで窮屈な動きから、より良い動きに変わる事もあります。

 

 

午後からは任意で車両の乗り換え体験

別車両に乗ることで車両の特性を理解したり、

昔乗っていた車両で得た走らせ方、ポジションの違いによる身体の使い方など

様々な気づきを得ることに繋がったようです。

 

 

終盤はブレーキをしっかりと使い、

車両の動きとライディング姿勢の動きを再確認

完全停止することで、次の操作にどのように繋げるか

身体や車体の動きを認識していきます。

 

 

参加者の目標と振り返り

初めての車両を持ち込んだので慣れて効率的な曲がり方を考えながら走行しました。

車両には慣れてきましたが、直線のパイロンスラロームは当初予想していた通り、油断すると出来ないこともありました。

途中で車両交換してから発見できたイメージがあるので翌日に繋げたい。

 

 

気持ちの余裕を持って力み、緊張が無く乗ることを目標に走行しました。

朝コースを歩いてコーナーの処理方法を確認した事を意識して走る事が出来ました。

車両交換で以前乗っていた時のポジションを思い出し、良い方向に結果が出ました。

腕の使い方を変えたり、体幹の使い方を変えた事で余裕ある動きに繋がりました。

 

丁寧な操作を心がけ、身体が安定する事を目標に走行しました。

身体の前面空間を確保して、進行方向に対する身体の向け方を意識する事で向きが変わるようになりました。

すごく疲れたのですが、今まで使っていなかった部分を使ったので疲れたと思いますが、これを繰り返す事でもう少しレベルアップ出来そうです。

 

 

街乗りのみで乗っている車両に車両の不安要素に対し車両の特性に慣れ、しっかりとしたブレーキを掛けたり、アクセルを開けたりする事を目標に走行しました。

身体を安定させようと試みた事が結果的に身体を固まった状態にしていたようで、軸によって身体の安定と共に、走行しながら全身を連動させて自然に動く動作を思い出してきました。停止からのターンはまだ課題なので、今後も練習していきたい。

 

 

 

1日の締めくくりとして

スピードパーク新潟のレーシングコースを体験走行

狭い場所から広く長いコースを走り、車体の動きをしっかりと確認する事が出来ます。

 

 

 

 

2日連続参加は中締め、1日参加は締めくくりとなりますが、

それぞれライディングに変化を感じ取れた1日となったようです。

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