車体が積極的に動くきっかけ作り


2023年からスタートした上越地区開催

2024年は妙高市の新井自動車学校様をお借りして開催出来ることになりました

 

 

妙高市唯一の自動車学校で国道からのアクセスも良い市街地

周辺もお店が立ち並び便利な街の中に有りますが

すぐ近くに住んでいる方も多いことから近所の皆さんへの配慮として、車両はメーカー純正のノーマルマフラーに限定して参加を募りました。

 

記録的な少雪の年の6月にも関わらず

自動車学校から見る山々にはまだ残雪も見えていますが

開催日前日は27℃を記録する暑さ

曇り予報ではあるものの、高めの湿度も考慮して

熱中症を警戒しながらスタート

 

 

今回初めての会場となることから施設の紹介や走行に関するコンセンサスをとるためにブリーフィングを実施

会場を最終確認しながらコースを設定したため

コース図を回覧して進路を事前に紹介しました

 

 

走行前には軸メイクと軸シフト、背骨の可動を高めるエクササイズ

ストレッチなどとは異なり伸ばす、縮めるなど

動きは少ないものの

足でキチンと自分自身を支え

体幹の能力を引き出していきます

 

 

エクササイズ後は早速コースへ

車両の調子を確認したり、タイヤを温めた後コース案内

開始前に一時強風が吹いていた影響で

当初設定したパイロンが移動してしまったところもありましたが

一通りコースを走行した後にフリー走行へ移行

 

今回は機材の関係もあり、自動車学校内のS、クランクなどの他には

広めのパイロン設定としました

しっかりとしたブレーキと減速後の旋回へと繋げていく流れを掴みやすい設定となりました

午前はコースをしっかりと走ったり、タンデム体験などで走りの比較などを行なっていきます

 

昼休みの途中から初参加者に向けて、個別の身体特性の診断

自身の動きに対して特徴を知り

動きを踏まえて実車に跨り

身体の安定から確認していきます

 

 

午後からは各自の課題を引き取り組みながら、走りをブラッシュアップ
コース設定も相まって長時間連続して走行しながら

操作や身体の動きが連動していくように落とし込んでいきます

 

 

 

 

 

午後の後半はブレーキトレーニング

事前に全員でブレーキのイメージを共有した後

連続して走っていたコース内で完全停止のポイントを設定

完全に止まり切ることでブレーキを掛け切ることとなり

しっかりとブレーキを握ったり踏んだりするイメージを高めます

 

 

車両をどのようにして動かしていくかを考えても様々な要素があります

今回特に変化に繋がったポイントとして

「フロントブレーキの使い方」にフォーカスすると

フロントブレーキを積極的に使うためにはブレーキによる車体の姿勢変化に対応した身体の対応

およびブレーキタイミング(握る、放す)などが上られます

細かなカーブではエンジンブレーキだけで済んでしまう場合もありますが、ある程度の速度差で

減速が必要な場合は明確にこれらの動作、操作を行なっていく必要があります

特に大型車両は旋回速度を落とす必要がある事が多いことから、フロントブレーキによる減速から旋回へ

繋げる使い方を習得することで安全性、安定性を高める事ができるようになるでしょう。

車両に乗った状態での身体の安定、減速時の身体の動き方など自分に合った体勢が取れると

効果的な動きで楽に乗り続ける事が出来ます

車体の中で触れるポイント(シート、グリップ、ステップなど)が適切になるだけでも

動きやすくも安定した体勢を維持できるでしょう

 

参加者の目標と振り返り

このレッスンに参加してからシーズンを本格的にスタートさせるつもりで、ブレーキの掛け具合を意識して素早い判断が出来ることも目標に走行しました。
グリップの握り始めやアクセルとブレーキの操作を意識したところ、フロントブレーキの掛け方、アクセル操作に気づきがありました。今シーズンも楽しく乗れそうです。

 

 

 

 

フロント、リア、エンジンなどブレーキの使い方のバリエーションを増やすことを目標に走行しました。

様々なブレーキを効率よく使い加速につなげられることを再確認しました。ブレーキ自体はまだまだ強く掛けられる事が分かりました。

 

 

 

 

繋がりのよいコーナーリングなどが滑らかな運転となることを目的に参加しました。

思っていたより滑らない事がわかり、先を見て判断することでゆとりある走りが出来ること、メリハリが必要な事がわかりました。

もっともっと学びたくなってきました。

 

 

 

リアサスペンションがしっかりと動く乗り方、フロントブレーキを使った旋回を考えながら走行しました。

コースが広くサスペンションの動きがより感じる事ができました。少しはフロントブレーキが使えるようになってきました。

 

 

 

身体の懐を意識して広くすることで細かな旋回に繋げていくことを目標に走行しました。

懐を広げ骨盤を動かしやすくすることで、骨盤の向きを旋回方向に向けていくことが出来るようになり、小旋回が以前より楽に出来るようになってきました。

 

 

 

走行ラインのバリエーションを増やしたり、身体の動きとして肩の動きを意識的に試しながら走行しました。

手首や肩など左右のライディングフォームの差を詰めたところ、楽しく走る事ができました。

 

 

 

リーンウィズやリーンインのフォームが取れないので身体の向きや移動、目線などを意識して走行しました。

肩を意識的に使うことで少し良くなってきました。まだ不安定なので今後も活用してみます。

 

 

 

フロントブレーキを活用してコンパクトな旋回に繋げることを目標に走行しました。

旋回時の身体の使い方やグリップの握りなどを変え、フロントブレーキが使えるようになってきました。

前後の荷重移動が意識できるようになりました。

 

 

 

ブレーキや加速のメリハリによってサスペンションを動かし、メリハリが有りながらもスムーズな走りを目指して走行しました。

ライン取りやフォームなどの基本的な事を思い出す作業になりましたが、繋がりよく出来るようになり今後の方向性も見えてきました。

また慣れないコースは新鮮で楽しかった。

 

 

バイクをスムーズに傾けてコーナリングが出来るようになることを目標に参加しました。

自分の身体に合った使い方を知り、ステップへの足の置き方やグリップの握り方などを自分のやりやすいやり方にしたところ、傾ける事が怖くなくなりました。

ブレーキの掛け方についても知る事ができました。

 

 

教習の内容を上手く言語化してバランスの取り方などを伝えられることを目標に参加しました。

身体の使い方が人によって違いがある事がわかり、自分に最適化された乗り方でより楽に乗れるようになりました。

 

 

 

雲の切れ間から陽が出ると暑さを感じるようなコンディションでしたが、かなり長い距離を走った参加者もおり

楽しんで頂けたようです

新井自動車学校様での開催は次回9月8日(日)を予定しています

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