自分を知って迷いを消し去る


暖冬から3月の低温、降雪で桜の開花が大幅にズレ込み

4月に入って一気に咲き始めた桜を新潟県内各地でも鑑賞する事ができましたが

今回は会場のスピードパーク新潟駐車場内でも桜の花びらが舞う中での開催となりました。

曇り空で気温は20度前後と寒暖を気にする事なく過ごせるコンディションながら

胎内市特有の強い風が時折吹く影響で

桜の花びらのみならず、休憩用テントや設置したパイロンが飛ばされそうになるほど

 

時期的に様々なイベントが行われる時期のようで

参加は少数となりましたが、その分内容をたっぷりと詰め込んでスタート

エクササイズから完熟走行、コースへと案内して

先ずは今までライディングスタイルで走行して行きます。

過去に練習会等へも参加経験があるとのことで

最初こそコースに慣れるまで試行錯誤がありながらも

走行を重ねていくとペースもあがり、繋がりが出てくるようになってきました。

但し自己評価を聴いていくと、毎回操作にばらつきがあり、安定して走れていないとの事で

納得はされていない様子です。

 

 

お昼に身体特性を診断して、動き方の確認を行い

午後からはライディングポジションの提案からスタート

一気に走り方が変化していきます。

身体の動きが安定することで、車体の動きも安定

動作が繋がり、スムーズに動くようになってきました。

 

途中でタンデム走行を行い

走行ライン、車両の動きなどを体験、確認してもらいました。

 

 

 

自動車学校で学ぶ操作や法規は免許を取得する上で必要なスキルですが

教習車両の操作がすぐに自分の乗る車両と同様の操作とはならないかもしれません。

更に一人一人の身体の動きや身体状況(可動範囲や怪我の有無など)によっても

車両の動かし方には工夫が必要になることもあるでしょう。

 

先ずは車両よりも運転する人を中心に考え

自分の動きを知った上で車両に向き合うと

車両のタイプが大幅に変わっても基本的な動作は維持した上で

微調整するだけで車両とのマッチングが可能となるでしょう。

軽い車両であってもエンジンを積んでいる以上それなりの重量があるオートバイ

軽量車両なら多少はチカラ技でも何とかなるかもしれませんが

重量が重く大きな車両になると、自分と車両とのマッチングがより一層重要と

なってくると言えるでしょう。

 

参加者の目標と振り返り

走り方を整理して基本をしっかりと身に付けるために、しっかりアクセルを開けて、小回りやブレーキ等の操作技術を向上できるようにすることを目標に参加しました。

ポジションの見直しで曲がる時の重心移動等、身体全体がバイクと連動して動けるようになりました。

今までに無かった感覚を感じる事が出来、楽しく走る事が出来るようになってきました。

こんなに自然に身体が連動するとは思っていませんでした。

切り返しなど自然に進行方向に向かって身体が向き、ステップも合わせて踏めていました。

バイクとの一体感を感じる事が出来ました。

 

遠方からのご参加で少し早めに走行終了としましたが、たっぷり中身の詰まった

レッスンとなりました。

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