寒暖差の大きかった10月から11月に入り
朝晩の冷え込みが更に増してくる季節。
2021年シーズン最後の定期開催は立冬(11月7日)を翌日に控えた11月6日
雨続きから一転、快晴の秋晴れに恵まれ
朝は10℃以下ながら、雲のない空は早々に太陽の日差しを届けて
気がつくと10:00時点の日陰で15℃を超え、暑さを感じるようなコンディションでスタート
地域によっては直ぐに雪の便りが聞こえてくる方もいて
今回は最後の走り込み、走り納めの目的での参加も見られました。
車両、参加経験数などを考慮して様々な切り替え動作を要求されるコースを設定。
乗れるか・乗れないか
はっきりと差が出てしまうレイアウトになったのかもしれません。
走行前のエクササイズで切り替え動作のヒントをお伝えして
コース走行へ
空気は冷えているものの、路面は日差しで暖かさが感じられ
コースを確認して、自分のペースでの走行となっても、
休みを忘れて各々が走りに集中していくのがわかります。
一方で
力みで有ったり、
走りのリズムが出なかったり
走りのまとまりに悩んだり
と迷いながらの走行となっている一面もみられます。
それぞれ、頭では判っているものの、
身体が動かない、またはどうすれば良いのか試行錯誤の段階など
最適解に向かうように、こちらからも質問をしながら走行を繰り返してもらいます。
午後に入り
コースを一部変えてブレーキトレーニングへ
少し頭の中に霧のかかったような状態となっている参加者もいる中で
重要な要素を呼び覚ます効果を見込み
トレーニングを繰り返すことで
出来ている自分を取り戻したり、走りを更に磨くポイントに気づいたり
変化のきっかけになったようです。
参加者の目標と振り返り
ライディングフォームの見直しでブレーキなどの変化を目標に走行しました。
走りを変化させた事で色々な見直しが出来ました。他の車両に乗って曲がり方のタイミングを学ぶ事が出来ました。
まだまだフォームの見直しは取り組み途中で、引き続き今後の課題になりました。
サスペンションの動きを確認しながら、リヤから曲がれるようになることを目標に走行しました。友人から指摘された内容を確認しました。
他の車両を乗り比べたことでの気づきもありました。頭や肘の位置を見直し、ブレーキ練習でブレーキの掛け方を変えた事で良い感じで曲がれるようになりました。
前輪を今まで以上に楽に動かせるようにして、楽に乗る事を目標に走行しました。
身体の中心を意識するコーナーリングを体験する事が出来ました。
他の参加者の変化を興味深く見ることが出来ました。
前回までの参加で動画を見ると力みから動きが硬いことがわかったので、柔らかい流れのある動きで乗る事を目標に走行しました。
前半は力みを気にするあまりメリハリの無い走りになっていましたが、ブレーキトレーニング後にサスペンションをしっかり使う意識となり、走りが安定して来ました。
サスペンションの使い方が変化した事で走行ラインも変化してきました。
タイヤのタイプを変更したので、タイヤに慣れて倒し込み方法を試してみる、コーナーリング時のフロントブレーキをもう少し使う事を目標に走行しました。
新しいタイヤには慣れる事ができました。フロントブレーキが今までよりは使えるようになりました。二人の乗り体験からフロントブレーキによる走りのキレを実感する事が出来ました。
他車両での転倒もあり、不安、恐怖を払拭して、他の場所で走っていた感覚から姿勢や荷重の仕方がどうなっているか確認する事を目標に走行しました。
最初はリズムに乗れず、雑な乗り方をしていたことに気づきました。ブレーキトレーニングでブレーキの操作方法を思い出した事で旋回が楽になりました。ハンドルの握り方を見直した事で、上半身のリラックスに繋がり、視野が広く取れるようになりました。
夕暮れが早くなり、レッスン終了後のレーシングコース体験走行では日が落ち始めます。
急激に気温も下がり、肌寒さを感じなる中
走りを思い出したり、既に次への課題が見えたりと
最後に様々な思いを聴きながら終了する事が出来ました。