バイクの接し方にも色々ある


9月に入り

急激に肌寒さと雨続きの日が続き

夏の暑さが急激に過ぎ去ってしまった新潟県内

 

長袖で更にプロテクターを装着して乗る事の多いバイクにとって

少し肌寒い位が身体にも車両にも良好なコンディションと言えそうです。

 

朝から今にも降り出しそうな厚い雲に覆われながらも

朝方まで降っていた雨は上がり

路面は濡れているものの、水の溜まっている場所はなく

走行開始時にはほとんど乾き

良好なコンディションの中、完熟走行、コースへ

コースに慣れてある程度の走行を続けていくと、早々に休憩に入ることも多いのですが、

涼しく良好な路面も相まって

ひたすら走行を続けます。

バイクに乗るときにステップに足を乗せ

シートに身体を乗せますが

もう一つバイクと身体が接している場所としてハンドルがあります。

当レッスンではこれら接しているポイントをワザと抜いたりする事で、

どのような乗せ方、支え方をするのかを体験してもらうことがあります。

 

更に

置き方、乗せ方、ハンドルについては握り方を細かく研究します。

バイクにどのように接するのか

多くの乗車経験のある人は自分の操作方法を軸に

経験の浅い人は基本的な操作方法から

接し方を考えています。

車両や身体の違いを踏まえて

適切な接し方から

人車一体と言われる

バイクとの一体感が出る状態に近づけていきます。

 

しっかりと一体感を感じられる状態に達する事で

車両が変わっても

少々の補正で

すぐに一体感を感じる事が出来ます。

1日の中で

同じコースを異なる接し方、走り方を試す事で

最適解に近づきやすくなっています。

 

走って補正、修正、チャレンジを繰り返し

途中は雨で路面が濡れる場面もありましたが、

異なるコンディションを試す絶好の機会と受け止め

色々な走行課題をこなすことで

充実した1日を過ごせたようです。

 

参加者の目標と振り返り

自主練習している時の課題走行の曖昧な感覚を明確に、ブレーキをしっかりかける事を目標に走行しました。

濡れた路面での走行で自分の課題が良くわかりました。濡れた路面で力の抜けた状態でハンドルの持ち方を変えたところ、バイクの動きと身体の動きの差を認識する事が出来ました。

 

 

 

今までとは異なるタイプの車両で参加することから、乗り方の共通点、相違点を理解する事を目標に走行しました。

ロードタイプ、オフロードタイプで基本的なところは変わらない事を改めて認識出来ました。左右の曲がり方が異なるとき、ロードタイプで経験したリセット方法によって思い出していく事が出来そうだ言う事が分かりました。

雨の中では乱れがそのまま怖さに繋がっていくので、良い体験をする事が出来ました。

 

 

終了後のレーシングコース体験走行は完全に路面が乾いた状態で走行

日中に実践してきたことが体験走行の中でも生きて来ます。

 

涼しい気温も相まって1日の走行距離は60km前後と走り込みができた1日になりました。

 

日本海に沈む夕日も早くなり、秋の訪れを感じさせてくれます。

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