世界中を苦しめている新型コロナウイルス

コロナ自粛によって当レッスンも前回5月連休の開催を中止

今回はコロナ対策の密集を防止する観点から、人数を絞って募集しましたが、お陰様で満員御礼での開催になりました。

今回は疲れない無理の無い乗り方を目指す方が多く、安定の要素も含めライディングフォームのもたらす効果として共通要素がありました。

乗車前の準備エクササイズを行い

慣熟走行ののち、コースへ

小、中のコーナーを散りばめたオーソドックスなコースレイアウトとし、午前中は課題走行に取り組んだり、現状の走り方を確認

気温23℃

程よい風があるものの

雲ひとつない青空から降り注ぐ太陽の日差しは強烈で、ライダーの集中を奪っていきます。

熱中症への対策も意識して水分補給しながら午前中終了。

昼を過ぎてもコース内では同じ車両同士の情報交換が続きました。

初参加の方にはいつもお昼休みで自身の身体のタイプを確認して、午後の走行に役立ててもらっていますが、ちょっとした身体の使い方が変わるだけで、動きが変わってくることを実験してもらいました。

安定する状態を再確認してから、午後の走行へ

早速、姿勢の変化と共に表情の変化が現れてきました。

ライディング時の疲れを気にしていたはずなのに、延々と走行を続けられたり

気になっていた身体の痛みが無くなったり

ライディングフォームの安定が安心に繋がったり

と様々な変化を見ることが出来ました。

軸の安定は身体が安定するのはもちろん、余計な力が無くなり、更に身体が自然に連動して動くようになります。

一方で

例えば身体の末端で連動しない動きは、連動して不安定を引き起こし兼ねません。

バイクの動きは手先、足先も含めて全身運動とも言えるので、一部の動きの変化が全身の動きに大きく影響を与えることもありそうです。

特にリピーターの方には少しずつの変化はミリ単位で試してもらったりしています。これらの変化でも動き全体に影響を与えることもあるということです。

参加者の目標と振り返り

疲れず、走りのメリハリやスムーズさがブレーキを使って出来ているかを目標に走行しました。自分の軸ポイントを近づけてみたところで、コーナーが小さく、速く曲がれるようになりました。

新たなフォームへの取り組みとして行っていきたいです。

バイクに乗り始めたばかりで、低速が苦手、右左折、一時停止の余裕が無いので、安全に走れるようになりたいと考え参加しました。

軸を意識することで安定感、安心を得ることができました。

大人数で練習することで楽しく過ごすことが出来ました。

旋回時の半クラッチを短くして、直線的なラインを通り、パイロンに対して的確な位置に近づけることを目標に走行しました。

走りのムラが有りましたが、体幹の位置、動きを変化させたところ、メリハリのある走りが出来ました。常に安定した状態に持っていきたいです。

長距離ツーリングで疲れず、安定したスムーズな小回りと状況に応じたブレーキの掛け方ができるようになりたいと考え参加しました。

腕の力みがなくなり、ハンドル操作がスムーズになったなど、乗車フォームの変更で安定してスムーズな小回りやブレーキングが出来るようになりました。

右コーナーやタイトなコーナーでもたついたり、ギクシャクしてしまうので、安定した走行を目指して走行しました。

課題走行で目線の意識が変わり、通常の走行でスムーズな走りが出来るようになりました。結果としてライディングフォームが安定して右コーナーの苦手意識が少なくなりました。

低速時に車体を傾ける事が苦手で腰が引けてしまうので、ライディングフォームを見直したいと考え参加しました。

腕の使い方が変わったことなど、乗車姿勢の変化でバンクのさせ方が変わり、倒してもあまり怖くなくなりました。

コロナ禍で密集を避けることが出来るバイクの有効性が見直されているようですが、移動自粛がより緩和されてくると、バイクで旅に出ることは心への効果としての有効性が活きてくるでしょう。

そして

スポーツライクに乗るバイクも多くの楽しさをもたらしてくれます。

今回もスピードパーク新潟様のご好意で先導付きでレーシングコースの走行を体験してもらいました。

胎内市の浜辺に沈む絶景の夕陽を見ながら帰宅しました。