7月後半の梅雨明けから猛暑続きの新潟県内
8月に入り一段と厳しい暑さです。
ワンナップライディングの新潟開催場所であるスピードパーク新潟は県内でも1、2を争う気温が高い胎内市
熱中症対策に万全を期して第8回の開催となりました。
今回はスーパースポーツやオフロード車など、バラエティー豊かな車両が揃いました。
今回参加者の目標は
・低速時のカーブによろけず、小さく曲がり切る。
・フロントブレーキを使ったメリハリのある走り。
・スムーズなアクセルワーク
・前回参加時の走り方を思い出し、スムーズに乗る。
・小回りターンの失速でフラつかず、バイクに慣れる。
・タイトな右コーナーをスムーズに走る。
が上がりました。
猛暑の中、こまめな休憩と水分補給を申し合わせてスタート
走行開始時は幸いにも薄雲が日差しを和らげて、多少走りやすい状態ですが
スピードはストレートでも40km/h程度。
殆ど走行風が当たらない中では、人間もバイクも厳しいコンディションです。
完熟走行からコース走行まで約30分程度の走行で各自が徐々に休憩へ
すると
早速、手の疲れについて訴えです。
停車して乗車状況をチェックすると
手に相当な負担が掛かる乗車姿勢
今までとは座る位置から異なるポジションになりましたが、見直した姿勢で走行してもらい、変化を確認していきます。
走行中の姿と共に、走行後のタイヤの状態を確認しながら、走り方との整合性を確認していくと
夏の厳しい路面コンディションがタイヤの使い方を端的に現してくれます。
タイヤのどの部分をどのように使うのか?
オンロード車両もオフロード車両も1日の中で変化するタイヤの表情は、この時期特に際立った変化を観察する事ができました。
余裕があり、グリップを効かせた使い方がどの程度出来ているか?
走り方が変わるとタイヤの表情にも結果が顕著に現れてきます。
身体の使い方もちょっとした変化が大きな変化に繋がります。
例えば
頭の向け方
ちょっとした工夫をする事で変化に繋がっていきます。
身体に合った頭の向け方を研究すると、自然な動きが身につけられます。
ちょっとした身体の使い方の工夫から大きな走りの変化に繋げていく事が出来たようです。
参加者の声
低速時のカーブによろけず、小さく曲がり切ることを目標に走行しました。
走行を重ねていく中でバンクできるようになり、小さく曲がれるようになりました。視線の向けることで身体が自然に動き、バイクが曲がってくれました。
一方でアクセルのタイミングが上手くいかない事がありました。
フロントブレーキを使ったメリハリのある走りを目標に走行しました。
身体を先行させることでバイクをバンクさせることなく走行する事を心がけました。ペースが上がると雑になってしまう場面もありましたが、少ないバンクで走る事ができました。
リーンアウトでの走りからリーンウィズやリーンインを意識したことで余裕のあるコーナーリングへ変化しました。身体の使い方をほんの僅かに変えたことで車両の動きが変わり、安定感が変わりました。
乗り方を変えたことでライディングに余裕が出来て、アクセルワーク以外にも全体的にスキルアップできました。
前回参加時の走り方を思い出し、スムーズに乗る事を目標に走行しました。
乗車姿勢を見直すことで、右手の疲れが少なくなりました。
1速を使った走らせ方ができるようになりメリハリのある運転になりました。フロントへの荷重をかけての小旋回ができるようになりました。
小回りターンの失速でフラつかず、バイクに慣れる事を目標に走行しました。
上半身の使い方を工夫したことでターンをするのが楽になり、低速でも失速気味になる事が無くなりました。
オフロードバイクに慣れる事が出来ました。
渡辺
コーナー進入時に先行させる身体の使い方を変えたところ、コーナーに入りやすくなり、かなりスムーズな走りができるようになりました。
進入がスムーズになったことで、ブレーキングポイントが安定してきました。
腕の位置も変化させる事で、姿勢が安定してきました。
35度越えの猛暑日での開催となりましたが、今回も一人一人が工夫と研究を重ねてスキルアップを果たしました。