11月にしては温かめの気温が続く週末
ワンナップライディング2018 追加となる10回目の開催です。
気温は高めながらも朝から雨が降り続き、会場のスピードパーク新潟にも水たまりが各所に出来ています。
雨は午前中の早いうちに上がり、以後は晴れ予報が出ており
集まった参加者も後の晴れを期待しながらのスタート
今回ご参加のみなさんからは以下のような目標がありました。
・左右のコーナーで乗り方に差が有るので、特に右コーナーを変化させたい
・雨の中で過去参加したことの復習と確認する
・今年参加してきた中でのまとめと確認をする
・スムーズな加減速が出来るようになる
・雨天時の乗り方を改善する。必要以上に硬くならず運転出来るようになる
などが上がりました。
今回の参加のみなさんも含め、雨の日にバイクに乗ることは避ける事が多いものですが、濡れた路面の走行を知る事で技術的にも、心理的にも対応出来る場面が広がると考えられます。
雨が振り続ける中で走行開始
エンジン、タイヤと共に身体を慣らしながら、コース走行へと移っていきます。
雨に不慣れな参加者の中には戸惑いもあり
ペースを抑えた中でも転倒者あり
それぞれが濡れた路面に対する走行に戸惑い、工夫しながらの走行です。
午前中は走行時に1人1つの課題走行を中心に走行。それぞれの変化を自分で確認していきます。
初参加の方には二人乗りを体験してもらい、操作方法による走り方の変化を体験して頂きました。
昼前から晴れの予報は見事に外れ、午後からも雨は降り続きながらも次第に弱まり
水溜りの水も少しずつ引いてきました。
午前中から次第にペースが上がり、路面も薄っすら乾いたところも出て来たところで更に転倒者
路面のグリップに変化が出てくる場面で操作が少しラフになってしまったかもしれません。
自分の車両に乗り込んで慣れから見落としがちな操作や身体の使い方に気づいてもらうことから
教習用車両を試し乗りしてもらい、新たな気付きを得てもらいました。
雨が上がり路面が乾いたのは結局夕方近くになってしまいましたが
それぞれがしっかりとしたライディングで締めくくる事が出来ました。
参加者の声
右コーナーの変化を得るために、身体がクタクタになるまで乗り込むつもりで乗り始めました。
直ぐに右コーナーが楽になる要素が見つかり、ブレーキの使い方にも変化が出て来ました。
今まで苦しさの有った右コーナーが楽になったことで、走っても疲れにくくなり、一日中楽しく乗る事が出来ました。
通算11回目の参加を通して、過去に言われたアドバイスの意味を再認識する事が出来るようになりました。
過去2回参加して得たことを、不慣れな雨の中で出来るか?を復習しながら確認しました。
始めは濡れた路面に怖さが先立っていましたが、操作を少なくして慣れて来たところで、全ての操作に移行する事でうまく出来るようになってきました。
春先から5回目の参加になるので、今まで参加して来た中で得た事のまとめと確認を行いました。
ブレーキによる曲がり方の変化を発見する事ができましたが、ちょうど良いブレーキの量については課題が残りました。
まだ力を加えながら無理にバイクを動かしてるので、力の抜けた走り方を目指したいです。
スムーズな加減速が出来るようになることを目標に設定しました。
ターンがクイックに行かず、路面状況やバイクの動きが把握出来ないので、こららも解消できればと考えました。
2人乗りでブレーキの使い方によるラインの変化を体験して、違いを実感することが出来るようになりました。
また身体の中心を意識する事でバイクの操作が出来るようになりました。
バイクに乗る楽しみを再発見出来ました。
雨の日の走り方を改善して身体をリラックスさせて乗ることを目標にしました。
ブレーキを強めに掛けられるようになり、曲がり方もキレのある倒し込みが決まる割合が高くなりました。
上半身の脱力、特に腕の力を抜いてハンドルがバイクの動きを引き出す操作が出来るようになって来ました。
スピードは低いながらも雨の日の苦手感が減りました。
今年度最後の締めくくりとして、参加者のみなさんからは有意義な時間を過ごして頂きました。
今年は参加者のリピート率50%以上と、複数回参加で支持して頂ける講座を開催出来ました。
次回以降の参加を希望する方もおり、大変ありがたい限りです。
2019年以降もバイク乗りの皆さんが楽しく安全に乗る事を楽しむ事が出来る講座を作り上げてまいります。
年度スケジュールは年明け後早々に決定、告知していきます。