スーパースポーツ車両の乗りこなし


ワンナップライディング2018 第4回

第4回目は250ccから1000ccのスーパースポーツ車両が集まりました。

梅雨の真っ只中ですが、雨が少ない新潟

今回もコンディションは初夏の陽気です。元々夏場に気温が高くなることで知られる胎内市にあるスピードパーク新潟は乾いた風は吹くものの、終日強い日差しが照りつけます。

多くのバイクレッスン、スクールは小さなカーブを設定してスピードを抑えた曲がり方を練習します。

一方で当レッスンでは少人数制をとっていることもあり、参加者に応じてコース、内容を合わせて行くのが強みでもあります。

今回はスーパースポーツ車両がその特性を活かせるコースを設定しました。

コーナーリング、ブレーキング、切り返しなどサーキットのようなコースで活きるスーパースポーツ車両の醍醐味を満喫出来るコース設定です。

開始前に確認する目標では

・上半身を自由に使えるようになりたい。

・低速でのコントロールを上達したい

・スラローム走行の苦手を克服する

などが上がり

更に個々に現在の状況を確認していきます。

簡単なエクササイズの後、走行スタート

 

午前中は

現状の走り方でコースをどの程度走れるのか?に注力する方と

前回の走りを更に進化させるための課題走行を行う方

それぞれ休憩を挟みながら走行に集中していきます。

複数回参加の方、他のスクール、レッスンに行かれている方など走行経験はそれぞれある中で、今回の特設コースは比較的やさしめのようでした。

 

しかし、それぞれの目標にしている事に対する課題はしっかり出てきており、まだまだバイクは優しい動きです。

 

午前中の締めくくりとして基本的な身体の置き方、上体の動きをお伝えした後

身体の姿勢が変わり、動きも変化してきました。

自然とバイクの動きが変わり、上がり始めていたペースが更に加速してきたようです。

 

お昼を挟んで

初回参加の方に自身の身体を知り、自分に合った身体の使い方を確認、お伝えして意識の向け方について、気に留めて頂きます。

多くのインストラクターや友人、知人または雑誌、DVDなどから色々な走り方、を言われたり、知りながら上手く行くこともあれば、行かないこともあります。

どれを選択するのか、何ができるのか?

自分を知ると意外と答えはシンプルです。

午後からは自分に合った走りを研究する時間として、個々に課題も指示しながら走り方を工夫していきます。

 

真夏並みのコンディション故に、走りこんでいくうちに疲れも出てきますが、走り始めると集中が続き

走りもハッキリと変化してきます。

夕方には全員が午前とは別人のようにバイクの動きが活き活きと

そしてニコヤカな表情でライディングしていました。

 

 

参加者の声

ブレーキの使い方について色々と試すことができ、ブレーキの使い方次第でカーブの曲がり方が変化する事が分かりました。

身体の使い方については左右の動きは良くなっているので、前後の動きについても意識したい。

コースの何処を走るかについて考えながら走れるようになりたい。

 

 

体幹を安定させることで小回りでも安定して操作が出来るようになりました。

バンク角も深く取れるようになり不安が減りました。

アクセルの操作についてもエンジン特性の変化でふらつくような事が少なくなりました。

ブレーキを個別に試していくことで、コーナー中でもリヤブレーキが上手く使えるようになり、安定するようになりました。

 

 

タイヤの変化を意識したブレーキを意識することで曲がる時にもブレーキを効果的に使う事が出来るようになりました。

ブレーキを使う事でバイクが安定する事がよくわかりました。

リヤのブレーキの使い方、荷重の掛け方を変える事でスラロームも上達できました。

 

 

スーパースポーツ車両ならではのスペシャルコースとなった回でしたが、皆さんが目標に近づき楽しい1日を過ごす事ができました。

次回は8月11日(土)です。

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