2025年第5回は真夏の2日間連続開催
昨年に続き2回目となりますが、梅雨も明け年を追うごとに暑さが厳しくなってきている昨今
走行と休憩のバランスを考えながら、日毎にテーマを設けて共通課題にも取り組んでもらいました。
暑さで集中力が短くなってしまうことも考慮して
連続走行は少なめに、休憩時にディスカッションで状況の確認と取り組み内容をすり合わせ
昼休みにブレーキ操作の基本をおさらいして
午後からは課題と並行して全員が統一課題に取り組みます。
オートバイの魅力は風を受けて走ったり、スタイルに憧れた など人それぞれですが
スポーツライクに楽しむ人にとって「コーナーリング」はスキーなどの競技と共通した
魅力であり、楽しみの一つでしょう。
今回はコーナーリングの入り口であるブレーキングを共通テーマとし
様々な体験を通してブレーキを深堀してみました。
ブレーキの課題は
各ブレーキの役割を体感する。
目標制動による各自の車両が持つブレーキ性能の把握
ブレーキを旋回に繋げる
などを取り組みました。
ブレーキ課題の感想
①フロントブレーキのみの走行
調整が難しい
コーナー出口に向けて早めに視線を向けるようにした
開閉のコントロールがし易かった
アクセルを戻し切らずにブレーキを掛けてしまう事があった
フロントのみが沈み込んでしまい、怖かった。
②リアブレーキのみの走行
進入ではらんでしまう
ブレーキが効かない。横にスライドしてしまう。
制動力が足りない。旋回手前でグリップが効かない。
重心が低くなった。
減速しきれない。旋回を小さく出来ないがアクセルワークに集中できる。
リアのABSが効きやすい。
③エンジンブレーキのみ(F/Rブレーキなし)
身体の荷重移動をしっかりしないと曲がれない。
グリップが効かず怖い。アクセル操作に慎重になった。(無駄な操作に気付けた)
加速時にバイクの中心に乗るようになった。フォームが変化した。
倒し込む際に効くブレーキを体感できた。倒す事で減速できるがスピードが出過ぎると狙った走行ラインから外れてしまう。
*これらの課題走行は安全が確保され、限定された環境での体験です。
これを参考に一般公道で同じ体験をする事は絶対におやめください。
各ブレーキの役割を確認した後、目標地点に対して正確に止まる目標制動と
更にコーナリングに繋げる課題に取り組みます。
ブレーキは地味な操作かもしれませんが、
一般公道においては緊急回避など安全に使う技術であることはもちろん
レースなどでは相手を交わしたりする勝負所で重要な役割を担うこともあります。
安全第一に、楽しく乗るための大切な役割の一つとしてブレーキを使いこなす技術を磨きたいものです。
参加者の目標と振り返り
久しぶりの乗車なので、上体の動きが大きくなりすぎないように肘の曲がりなどを意識して走行しました。
午後からブレーキの課題をチャレンジする中でブレーキ時のフォームや切り返しなどに変化がありました。
足の置き位置を変更したりした事で肘の曲がりについても従来の課題を克服できました。
ブレーキング時の身体の姿勢とメリハリのあるライディングも目標に走行しました。
タンデムで身体が大きく動いてしまいましたが、
ブレーキでタイヤの変形を意識する事ができました。
身体の中心から曲がることで腕の力が入らない事を目標に走行しました。
胸部を進行方向に向ける事で体幹から操作でき、車体を曲げる事が出来るようになりました。
暫くは身体が固かったのですがスタンディング後に身体が解れて乗れるようになってきました。
ブレーキの操作でグリップの握りが疎かになる事もあるので、より正確な操作を身に付けたい。
小さな旋回がスムーズに出来るようになる事を目標に走行しました。
ブレーキ課題によって荷重移動を意識した走りが出来るようになってきました。
真夏の太陽の下、1日目を元気に終える事が出来ました。
当日の映像はこちら