例年より早い梅雨明けから2週間
1日の中でも暑さや急な豪雨となるなど、真夏らしい天候が続く7月最後の週末開催
雲ひとつない青空
朝から気温は上昇して
開始の10:00では30℃越え
湿度も70%台と熱中症に警戒しながらのスタートです。
今回は小回りの数は少なく、バンクの時間が長くなるようなカーブながら複合的な要素を取り入れ、走行ラインの工夫が必要となるコースを設定。
曲がれないことは無いが、気持ち良く走行するには相応の対応が必要となるレイアウトとしました。
暑さ対策で疲れの出る前に休憩、水分補給を行いながら
午前は静止状態で動きやフォームの確認
車両変化による操作の確認
二人乗りでブレーキによる車両の動きの変化確認
先導走行による走行ライン、ブレーキタイミングの確認
と短時間で集中した走行の中で課題に対応
午後からは全体でフルブレーキをしっかり行う事で、操作、掛け方、身体の動きなどを確認。
注意していたものの、途中で熱中症と思われる体調不良が出てしまいましたが、措置を行い休憩してもらいました。
ブレーキを残す僅かなタイミングの違い
ブレーキ操作時の身体のタイミングの違い
時間に表現したら0.5秒なのか、呼吸半分程度なのか
この違いで車両の動きが劇的に変わり
今まで見ていた景色とは別な世界が見えてくることもあります。
回数を重ねると修正や調整は細かなものになってきますが、
得られる効果は大きなものとして帰ってくる事もあるようです。
参加者の目標と振り返り
コーナーが連続する場面で操作の雑さなどから、思ったような走行ラインに乗せる事が出来ない事があるので、正確、丁寧な操作を行スムーズに走行する事を目標に走行しました。
フロントブレーキの操作方法とタイミングを変えたところ、鋭いターンが出来るようになり、コントロール性が上がった事でラインの自由度が上がり、リカバリーもしやすくなりました。
旋回中のサスペンションの動きを適正に、体重移動も行う事で小回りが出来るようになることを目標に走行しました。
前後ブレーキの残し方によって曲がり方が変わって、全体的にペースが上がりました。
バイクを乗り換えたのでバイクに慣れ、ブレーキングや身体の使い方について意識しながら走行しました。
アクセルの握り方を変えた事で曲がりにくかったコーナーをクリア出来るようになりました。
下半身が安定するフォームを目指してステップへの乗せ方、加減速時の下半身の動きを見直すことを目標に走行しました。
敢えて下半身が不安定な事例を試しフォーム見直しの参考にしました。ブレーキ操作前の体勢をつくるタイミングを変えた事で車両の動きが変わり、ブレーキのタイミングが変わってクイックに曲がれるようになりました。
最後のレーシングコース体験走行はややハイペースでしたが、気持ちよく走行してもらえたようです。
暑い1日も日本海に沈む夕日で少し涼しさを感じられます。