春分の日を過ぎ
三寒四温、日を追うごとに日中に暖かさを感じられるようになってきました。
2021シーズン第1回は心地よい、春の陽を感じられる暖かさの中での開催になりました。
参加者全員がシーズン初乗りとなり、午前中は慣熟走行、コースインとなってもゆったりと、確認しながらの走行。
気温は15度前後ですが雲の隙間から陽が差してくると、心地よいコンディションです。
落ち着いたペースでも一定時間走行するとすぐ休憩に入り、体力も感覚も探りながらの走行が目立ちます。
春の乗り出しは冬季間、乗らない事で感覚が落ちてしまっている事は多くあることですが、自分の位置をどのように決めるかをしっかりと作っておくことも必要でしょう。
スポーツ選手が一定の動き・ルーティーンを持っているように乗車時に決まった動きを作る事でいち早く自分の安定する場所、ポジションに収まることも出来ます。
ステップの足の置き方やシートの座り方、ハンドルの握りなど決まった場所、順番も含め、自分の動きやすい状態をいち早く確立出来る方法を決めておくことも良いかもしれません。
たとえ車両が変わってもスタート位置として動きやすい状態が作れていると、馴染みやすさが変わってくるでしょう。
午前中は走行時間よりも見学時間が多くなる場面も多くみられ、ゆったりと過ごしていきます。
本年より整体の要素を取り入れ、身体の使い方とコンディションを整えていく事を実施して行きます。
今回ご参加の方にはお昼休み時間に全身の可動域を改善する簡易施術により、身体の動きやすさを体感して頂きました。
午後から走行を重ねていく中で操作中の疲労を感じる場面もありました。
やはり身体を急に動かす場面が出てくるところもあり、動きと身体の状態が付いてこれない状態もあります。
体力づくり、トレーニングも必要ですが、先に身体の負担を解消すること、自分の身体に合わせた動きにしていく事を考えないと怪我や故障の原因になって行きます。
身体から出ている痛みや不調と言うサインを身体の使い方を変えるキッカケとして捉え、工夫していく事で自分に合った身体の使い方に近づいていく事になるでしょう。
参加者の目標と振り返り
途中、自身で気になっていた上半身の使い方を変えたり、下半身を使ったフォームを取り入れたところ、全体的に上手く乗れるようになってきました。
全体的な疲れが無く乗る事ができました。
昨年の振り返りとして乗車感覚、姿勢といったところを確認しながら走行しました。乗り出しは身体の力みでガチガチになり自分がコントロールしようとする状態でした。午後から今まで挑戦しなかった課題走行を経て力加減を思い出す事ができました。
右回りのライン取り、姿勢を意識しての走行を心がけました。
途中でレバーの操作について色々と試してみたことで、長所短所を確認できた事で使い分けのきっかけが出来ました。
車両を乗り換えたこともあり、車両に慣れて姿勢の安定、旋回のし易さなどを確認することを目標に走行しました。
身体の使い方、ブレーキ操作など取り入れたことで、姿勢が安定して、旋回も小さく回れるようになってきました。
シーズンを前に安全に車両に慣れる事が出来ました。
最後はスピードパーク新潟のレーシングコースを体験走行
夕方になり陽が落ちてくると急激に冷え込みを感じましたが、楽しく走行を終える事が出来ました。